12月。タンポポの花にカタグロチビドロバチを発見。体長は10mmもありません。暖かめの日だったものの,さすがに冬で,ドロバチの動きは緩慢です。
花で蜜か花粉を漁っている様子。しかし,季節に頓着しないなら,幼虫の餌を探してるとも解釈できます。幼虫はハマキガの幼虫を餌にするらしいのです。でも,今は幼虫の季節なのかわかりません。
そこから歩いて花の裏側,総苞片の方に移動。口には肉団子は見当たりません。ふつうならさっと舞い上がって別の花に移動するでしょう。やはり低温が災いしていると思われます。
そこから歩いて,また花の方に移動。からだには花粉がびっしり。
真正面から撮るチャンスがやって来ました。さすがにハチのなかまらしく,勇ましい風貌です。