1枚目の写真は自宅跡地から撮ったものです、.南三陸町の鎮魂の祈るところとして、
いまでは多くの方が訪れる防災庁舎です。
下の写真は私がブログ始めたころ('06年2月)思いを綴った...今では大切なブログ表現となりました。
あの頃老夫婦の自宅は一枚目の写真、防災庁舎の西隣(正面玄関の裏側)すぐ真下でした。
僕のお店のすぐ近くです。
老夫婦でした。たまに朝晩のあいさつをしあう間がらでした。
そんなに気にも留めないぐらいに元気なご夫婦だとみかけましたが、
しかし突然引越しします!娘夫婦にお世話になることにしましたと南三陸町を後にしました。
生まれ育った70余年間をふりかえると、どんな思いをして去っていったのかと思いをはせると........。
”人間至るところに青山あり”のことわざがあります。よ~し、残りの人生楽しんじゃお~って旅立ったかも (^^)
ブログUPした画像はその御夫婦が時代を乗り切った大切にしていた自転車です。
たぶん引越しの時、この自転車に思いを込めて今まで住んでいた建物の片隅にそお~っと立てかけて行ったはずです。
この自転車に南三陸の思いを託し、名残が惜しい 心が残る、そんな老夫婦のおもいを写真にしてみました。
この自転車、実用車ともいい頑丈で長持ちして、実に乗りやすい自転車です、最近の安価な自転車と比較すると”人生”と同じで
ドッシリトした地域に根ざした貴重なものです。
”ことわざ”があります”
十年 偉大なり
二十年 おそるべし
三十年 歴史になる
上記の自転車の写真は僕のお店で昭和38年頃ご夫婦に買って頂だきました。
いまでは存在しない宝物、 「ノザワの自転車」です。