現在の南三陸志津川の市街地復興状況は、汐見橋・水尻橋が完成し間もなく国道45号線が約8~10㍍嵩上して市街地の開通となります。
写真中央の白い建物は結婚式場「高野会館」、震災当時 この会館3階ホールで高齢者300人以上が集う「南三陸町高齢者芸能発表会」
開かれていました。津波は4階まで達しましたが全員屋上に避難し無事でした。
「高野会館」は”語り部バス””を運行する町内の観光ホテルグループ企業が所有し震災遺構として残したい考えですが
町は費用等など課題が多く震災遺構として維持管理しないとのことです。
写真下、八幡川の川沿いの鉄骨の建物が防災対策庁舎、震災時50数名が屋上に避難しましたが、
津波は屋上2㍍まで押し寄せ...生還したのは10名でした。
防災対策庁舎は現在、2031年まで宮城県が管理・保存しています。防災庁舎周辺は今後震災復興記念公園として生まれ変わります。