東山いこいの森の仙人

福井県勝山市にあるキャンプ場「勝山市東山いこいの森」の日々の暮らしを発信します。

我が青春の城下町。 

2011年06月28日 15時04分57秒 | 日記
私が 若い頃 梶ミツオと言う歌手がいて 「白壁坂道武家屋敷登れば見える君の家、二つ違いの君だけど矢羽根の浴衣(だったかたもとだつたか)が良く似合う。アア青春の思い出は、わが故郷の城下町。」という歌が有りました。
管理棟から 谷の村を見降ろしていると、そんな情景がダブって見えて来ます。
 子供の頃には 御所が原にあった家まで 風向きによっては お寺の鐘や朝の太鼓が聞こえて来た事もありました。
今 東山へは お寺の鐘は 聞こえて来ませんが 谷からは 盆踊りの時の 拡声器から流れるレコードの音がかすかに 聞こえます。
しかし 音など 聞こえなくても 勝手に想像するのは 自由ですから 遥か下に見える 谷城には 二つ違いぐらいの 乙女がいて 私も仙人では無く、若武者だったりしてと 思うと 楽しくなります。
 番戸平みつさんの娘さんからの コメントから ここからのロケーションは 昔の人たちにも親しまれていたのだろうと 思いました。 ゴールド3姉妹には 京都に100歳を超えたお姉さんがおられる事は、「スイシャ」の おばさんについこの間 教えてもらったところでした。
 みつさんの娘さんには、従兄弟になられる 北九州の番戸平さんもブログを 見て下さっておられますが この谷の風景は 遠く離れておられる分 余計に懐かしく見て頂いているものと 思っています。
ブログは 一瞬にして、沖縄の 谷ミチチャンの所にも 届くことを思うと、文明の力には 感謝しなければと 思っています。
 昨日、長野市の方が二人来られて バンガローに宿泊されました。          
取立から 大長コースへ行きたいと 言われましたが、春山の雪のある時なら 行けますが、今は道が無くなってしまって行けないと 言いますと。残念がって おられました。道さえあれば、そんなにベテランでなくても 行けると思うのですが 谷峠から護摩堂山、こつぶり、取立、烏、大長と加越国境の稜線は 私が子供のころは いい道でした。
北谷中学校3年生の秋の遠足は、学校から取立までの歩きが定番でした。誰も登山だとは 思っていなくただの遠足という感じでした。
山好きの人たちの為にも この稜線コースをなんとか 復活させて頂きたいものです。
コメント (1)
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