久しぶりの山形ですw。
最初の研修地は果樹地帯。水稲と枝豆の複合経営を推進しているJAさん。
機械化できる品目を推進することで農業者の所得を増やす。
合併によって余剰となった施設を利用して選果場を作る。
結局、選別出荷業務が一番難しい、手がかかる。これが園芸品目の宿命なのです。
そこをJAさんがやってくれることによって何とか農家がものにできる。そこなんだよねぇ、、、、
均一な品質によって結局は高単価に結びついてました。
今は果樹シーズンなので洋ナシとブドウの選果作業でした。
山形はラ・フランスですw。新潟はル・レクチェね。
果樹王国山形。すごいよ。この傾斜地にハウス。
2日目、JAやまがたのキュウリハウス団地です。
かつて9億近い売り上げのキュウリ産地、高齢化によって5億近くまで売り上げが落ちたそうな。
危機感が高まったJAが60棟のハウス団地を国の補助で建設、ベテランキュウリ農家を指導員につけて新規就農者を募集。
すでに7名の新規就農者がりっぱに経営している。今年86棟まで増やし3年で1億円の売り上げ増になる予定とか。
産業としての農業とJAは一体のもの、衰退を待つのではなく新たな経営体を育てていく。これぞ共存の道。
他にも果樹ハウス団地と果樹団地で募集中だそうだ。恐れ入りました。
お隣のJA山形市。こちらはセルリーのハウス団地。
こんな若い就農者が立派にやっている。大事なのは本気度だ。
それと選果場。夜なべ仕事をしなくてよい作業システム。
若者を迎え入れるにはもう長時間労働の時代ではないんだよねぇ。
ちなみにセルリーはceleryをフランスなまりだ読んだもの。
全国のセルリー産地の多くがセルリーで出荷してるのになぜがスーパーではセロリと表記されてしまっている。
これは報道用語のカタカナ表記がセロリとなっているため。
あと、スマップのせいだとおっしゃってました。
帰りの荒川渓谷。道中3つのサルの群れと遭遇。野性味あふれてますね。
さて10月が終わる。11月は12000株のウルイ掘りと2反の人参掘りが待っている。
天気との勝負、気が競るリ~~