ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

ししうど

2008年06月30日 | 観察
「瓜坊がいた」 と、みんなが騒ぐ。
噂には聴いていたがついに猪まで出るようになったようだ。
えらい田舎になったもんだ。 でも見たかったな。

雪の積もるところには猪は住めないはづだったのだが、最近の小雪で住めるようになったらしい。
17年、18年の大雪の年には春に死骸を見かけた人もいた。
また小雪の冬が続いたので増えているのだろうか?
瓜坊がいると言うことは親もいると言うこと。
気を付けないとね。

昨日はいい雨だったが今日はまるで夏のような青空と白い雲。
でも夜は寒い。

デジールももう終わりです。
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いとばはるしゃぎく

2008年06月29日 | 観察
3日間の出張から帰ると、「今日が花のピーク、明日は終わり」 みたいな状況で、なんだか浦島太郎のような気分でした。

朝からたっぷりの雨が疲れを癒してくれます。

大阪での様子はこちらで。
ホームから入ってリンクのブログを。
http://web.uct.ne.jp/~ja-engei/index2.html

前の晩は新潟で会合。
やすらぎ提から万代橋の夜景を撮影したが、やっぱりうまく撮れません。
もっとライトアップしてくれていたらなぁ。

考えてみたら新潟に泊まるのは小学校の修学旅行以来だ。
今はその頃の2倍くらいの人口になっていると思う。
86万人の政令指定都市だ。
新しい街に変わってはいるが自分のイメージの中では、新潟は河を挟んだ落着いた街。


裏日本と言う言葉が昔あったように、黙っていると落着きすぎてしまう新潟県。
ここ数年はとにかく新潟を元気にといろいろな頑張りがあったと思う。
アルビのがんばりもそうだったが今年は息切れか?
柿の種食って応援しよう。

実力はあるのに一番を好まない控えめな性格。
ゆったりと街中を流れる河のせいかもね。
それが 「にいがたのこころ」ってことか。

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いわがらみ

2008年06月26日 | 発信
夕べは臨時招集の会議だった。
肥料年度と言うものをご存知だろうか?
暦は1月1日から年が替る。
会計年度や事業年度は2月1日だったり4月1日とだったりと都合によりまちまちなのだが、肥料年度は7月1日で替わる。
ちなみに農薬年度は10月1日で替わる。

7月1日から肥料が大幅に値上げになる。
最近のさまざまな諸般の事情もあるが、燐酸やカリは石油同様に 「化石」 なのだ。
燐酸肥料の原料、燐硝石の多くは中国産だ。
しかも地震のあった地域で多く産出されている。
中国は食糧不足、農地不足もあいまって特別輸出関税を導入、実質的な禁輸処置をとっている。

アジア諸国は今、強烈な米不足に陥っている。
ベトナムの米価は以前の約5倍。日本のちょっと安い米とそんなに変らないほどだそうだ。
当然食糧増産には肥料が必要になってくる。

来年の分まで今月中に買わないとえらいことになると言う会議だったのだが、置き場はどうする?支払いはどうする?屋外に積んでおけば湿気てしまう?等々。

中国産バッシングの風潮だが、中国産が無ければどうにもならないものも多い。
資源の無い国の弱さは随所に現れてくるのだ。

人類は地球に絡みついて花を咲かせる。
つるが伸び過ぎ、花を咲かせ過ぎると、木は重さに耐えられなくなる。


晴れ間を見て大量の球根植えを。
たくさん降ったようだがそれほどの雨量ではなかったらしく、ちょうど良い湿り具合だ。


大阪に行きます。
浪花版 IFEX、「NANIFEX」が開催されます。
ネーミングが、コテコテ関西です。

我家からビビアナが行ってます。
産地ブースでお会いしましょう。
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ハイドランジャー

2008年06月24日 | 発信
変身しそうな名前だが、、、
アジサイの学名は 「ハイドランジャーHydrangea」と、言うのジャー
一般には西洋アジサイのことをハイドランジアと呼ぶそうな。

「紫陽花」 と書いて 「しようか」と、わざと読むスケベおやじもいるのジャー










撮影は津南町。
芦が崎の台地に上がる道路脇にはいろいろなアジサイが植えられている。

一昨日からいよいよ梅雨時らしい雨降りになった。
朝から激しい雨なので津南の球根養成圃場へ行ってきた。
来年切花になる球根が71000球委託養成してもらっている。

去年のオランダは寒い夏だったらしく、サイズの割りに葉枚数が少なく、木も細い。
春からの低温傾向で根が十分に張っていない様だ。葉の湾曲しているものが目立つ。
このままでは根盤の大きな球根に育つだろうかと言う不安は残るものの、バイラスは少なく、全体には良い出来と言える。

秋までには大きな球根に変身してくれるように願うのジャー
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渓を行く

2008年06月22日 | 家族







渓流を行っただけで終わりでした。
このところの暑さで水温が上がり、渓流魚は上流へ登ってしまったらしくて、、、

これで淵通いも終わりにします。
また海に戻ろう。 いい夢を見させてもらった。
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ビビアナ

2008年06月22日 | 発信
トリニティー の出荷は一日忙しかっただけで嵐のように通り過ぎた。
1.2輪が多くてまた反省だけを残した切下栽培だった。
立ち毛の状態で良いできでも採花して選別台に乗せてみると葉の裏に苦土欠乏の症状が目立つ。

今日はハウスのビビアナが2.3本切れた。

とても立派な蕾に仕上っている。
今年は一度も水不足を経験させないように気をつけてきた。

週末には大阪でフェアがある。
そこに向けてぎりぎりまで膨らませて、火の付いたような色を披露したいものだ。
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つゆくさ

2008年06月21日 | 家族
梅雨入りとの情報を信じて準備をすると、当てが外れてしまう。
曇り雨の予報にあわせて仕事を始めたのだが途中で変更。
今日は30度を越える、まるで真夏日だった。
午後からは熱風も吹いていた。

今日の出荷は箱数こそたいした事は無いが本数は大量だった。
切り下の栽培はやはり労力が報われないようだ。

朝は小雨の中で水くれ。何か、天候のようにチグハグな日だった。
明日からはオリエンタルの採花も始まる。
今年は最初から選別の制度がとてもいい。
いよいよ出荷シーズン。相場が安いのが悩みの種だが。

園芸種の露草はいろんな色があります。
花も大きいし。雨露が少なくても強いから露草なのかね?
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しもつけそう

2008年06月20日 | 発信
梅雨入りが発表されたが、なかなか雨が降らない。
去年と同じ場所で下野草を撮影。
まだ空気に色のつかない早朝の光の中でないといいピンク色は写らない。
去年よりいい絵が撮れなかったね。
毎朝チャンスがあるのでまた撮影します。

実はこのピンク色、一番好きな濃さのピンクです。

市場に出荷されていた 「きょうかのこ」 下野草の仲間です。

こちらは「セイタカアワダチソウ」の園芸種「ソリダコ」

どちらも新潟の花市場で見かけたものです。
たいていの花には園芸用の品種があります。

今日は県の産地交流会で新潟市へ。
そのついでに市場へも。

大変きびしい価格でせられていました。
諸物価の値上がりをもろに花がかぶっている感じです。
このままでは日本中の花農家がピンチに。
セリ前に売られる産地の物はまあまあなんでしょうけどね。
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女たちの仕事場 OPEN

2008年06月19日 | 発信
ロイヤルトリニティーを切りはじめて5日目。
毎日少しづつでろくに箱にならなかったが今日はドカンと出荷。
やっと花屋らしくなったと皆がウキウキと仕事をしましたが、去年のことはおおむね忘れていたり、機械がトラブルだったりとなかなか手間を食ってしまいまった。
でも初日にしてはまあまあ順調だったかな。

鳥に手


夕方も大量でした。冷蔵庫は満杯。
               
明日は出荷が休みだと言うのに。
きっと土曜日は鳥に手ではなく、猫の手も借りたいような出荷になるでしょう。
畑は昨日と今日でほとんど空になってしまった。
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くろばなえんじゅ

2008年06月18日 | 発信
悪魔の爪痕のような地震の状況が伝わるたびに、なかなか梅雨入りしないことが不幸中の幸いだなと思うのです。

路肩の保護のために植栽された黒花えんじゅは良く見るとオレンジ色なのだが、遠目には黒い爪のよう。

オレンジ色の代表ロイヤルトリニティー。
始まっているけどそろわない。
毎日ぽつぽつ切れているけどまとまった出荷にはならない。

夜の低温と水不足のせいなので採花中の畑にも水を撒いてます。
おかげで池の水もどんどん減ってきた。

中越大震災の後もしばらくは気持ち悪いような晴天が続いた。
なかなか梅雨入りしないのは地震との因果関係があるような気が、、、

三山の雪も見る見る少なくなってきた。

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