山の上の村には命を脅かすような水害はない。せいぜい側溝があふれる程度、、、でも、、、
29日夜の雨は尋常な量ではなかった。朝一番にまず交通止め。
機転の利いた若者が近くの土建屋さんに頼んでまず道路の確保をしてくれた。この時点でほかの3本の道路はすべて土砂崩れで通れない状態だった。
つまり、陸の孤島状態。
畑から見下ろすおぞましい光景。新田から田戸にかけて、魚野川の土手の外にもう1本川が出来ている。
魚野川と破間川合流地点。魚沼が本当に沼になるのか、、、
魚道じゃないよ。畔が崩れ落ちている。
増沢川、土手決壊。用水がはけきれずに集荷場に流れ込む。
集荷場内に流れ込んだ土砂で土手が出来ている。
夜中に濁流と格闘した跡がうかがえる。
旧原小学校裏の魚野地川堤防決壊。
川の外にもう一つの川が出来て濁流が流れた跡。
ここを一気に流れて国道を横切った。
プールが、、、
組合冷蔵庫前。
坊名から舟山へ上がる天神坂。
ここも川になったようだ。
天神坂は壊滅的被害だ。ちなみに、ここは通学路だ。
被害は少ないとはいえ、我が家の畑も、、、、
7月末の土曜日は毎年年間最多の出荷量となる日。集荷場の復旧に集まった。 泥の海、、、、
冷蔵庫の中も、、、
ギリギリセーフ。何とか荷は濡れなかった。
おっ、久々のヒカラビ君登場。
これだけ大勢の出動で、完全ではないものの何とか機能回復。
午後の集荷には間に合った。
4日間の豪雨は大きな傷跡と泥と疲労を残した。
雨が上がってみればこの通り、魚野川の水面なんて山の上からは見えないくらい低いのだ。
川の合流点もこの通り、普段は大きな中洲も見えるがさすがにまだ水量は多い。
やっぱり住むなら山の上だな。夕日きれいだし。
日本中どこに住んでも自然災害はある。群馬埼玉40度なんてのもここから見れば災害のように感じる。
ぼい山を求めて人は山奥に住んだ。無理に動かなければ山の上の暮らしほど安全なところはない。
雪の災害? 雪は毎年降るし、毎年必ず消えるし。