今朝の気温4.3度。 この秋初めて5度を切った。
10月に入って、いきなり7度の日があったせいで、ずいぶん花が遅れたりこじれたり、、、、
中旬に暖かい雨が降って一気に忙しくなった、しかし、そのせいなのか花相場は低迷、、、、
その花ももうすぐ終わる。
切り終わった畑では一斉に堆肥まきや土壌消毒など来年の畑作りが始まっている。
暖かい日差しを受けて窓ガラスに住み着いている「ケケケケ」と笑うカエルも、久しぶりに「ケケケケ」とけたたましく笑った。
理事長さんががサインを届けてくれた。3枚のうちの一枚だそうだ。言ってみるもんだな。
番組の中で紹介された川柳、、「秋空に さそわれ会社通り過ぎ、、、」
遠藤真理の声だと のほほ~ん とした感じが増幅される。 やっぱりこの人の声には癒される。
いっぷくに藪に入ってみたけれど、アマンダレはもうラッコウしていて、ナメコはまだ始まらず、、、わからないキノコばかりが。
畑からハウスに移植した石化マレロが。
ついに咲いてもらわれていった。 スナックTOMOKOで好評展示中。
天気もつづきそう、寒波も緩みそう、一気に仕事を片付けなくては。
今年、異常に繁殖しているもの。 まずは 屁っとう虫。 すごい数が家に入ってきます。
クモも多い。 こいつはきっとポエゾネス?
軒下や藪ではジョロウグモが、、、。
カマキリの卵の位置が高いと大雪になるとか、今年はそろって花首の高さに、、、、、、果たして雪の量は?
今年は柿が豊作だ。 だがしかし、、、
こいつが異常に多い。 シバムシ、、、いらガの幼虫。
今年はアメシロを始めとしていろいろな虫が大発生。 何かを暗示しているようないないような。
聞く話では、米も水害の無い所では豊作、しかも品質も良かったそうなw。
水に浸かった田では良くて3割。 良い所と悪い所では天と地。
運不運では片づけられない傷が残った年でした。
こちらはシバムシに6か所も刺されて柿もぎ。食べる人は感謝してください。
演歌の一節みたいなタイトルだけど、このところ時雨れてます。
切り花もほぼ終盤に差し掛かってはいるのだが、遅れている品種は遅れていて、天気も悪いのでなかなか片付けが始められない。
まだ保温ハウスはビニールがはずせません。
提出物を届けに娘の高校へ。50分ほどかかるのだが、信号は2回曲がれば付く。
ついでに、久々に、わが母校の近くのラーメン屋へ。我々が通っていたころは駅前の露地にあったが今は高校の裏と駅前と2店舗。
相変わらずしょうゆ味一筋だ。しかも麺の目方をはかりでいちいち図るやり方も38年前から変わっていない。
もちろん味も変わっていない。昔からのダシのきいたしょうゆ味だ。
あのころのおやじはもうとっくに死んじまったろうなぁ。高校野球が始まると注文を断る変なオヤジだったが。
帰りに、この前完成した中越大震災のメモリアルパークへ寄ってみた。花が一束、時雨れに震えていた。
10月23日。中越大震災からもう7年がたった。
大きな災害続きで中越地震の記憶も薄らいできたような感じ。でも、川口では大掛かりな震災イベント、魚沼市でも防災訓練、そして消防団の操法競技会、などなど、イベントの多い日。
こちらは魚沼市最大の集客イベントJA農業祭。恥ずかしながら、農業始めて35年以上たつが、、、、農業祭は初めてだ。
やって来た理由はこの人に会うため。FMポートアナウンサー遠藤真理さん。
朝9時までの番組モーニングゲイト担当、従業員一同彼女のロートーンで落ち着いた声、そして優しげな語り口、それでいてちょっと外し気味な話題のファンなのだ。
お会いしてお話しした感じは、、、思った通りの大人の女性でした、、、でも同世代くらいかなぁ、、、、と。
ロビーでは、去年に引き続きユリの花展示。
圧倒的なボリュームだ。
うちのアスカも、、、壁の花になっている。
昼に雨が降って、お客さんは雨宿りの為にロビーへ。ユリの香りと豪華なユリの花に圧倒されている様子。
夏から続いたユリ飾りもこれでファイナル。若い衆ご苦労さんでした。また来年もやりましょう。
ランキングに参加しています。皆さんの応援をよろしく。
ポチッと一回クリックしてね。
市役所、まちづくり室のご案内で 「紅葉の魚沼体験ツアー」 御一行様が東京足立区からお見えです。
コシヒカリだけでなく、花農家の花栽培の話も聞きたいからってことでしたが、ユリの豪華さに驚くばかりで、話は必要なかったかなと、、、、
事前に、「花が買えますか?」と、問い合わせがあったのだが、こちらは出荷の最中だし、2日の旅行の初日だし、なかなか1.2本の直売には答えられないので、直売所においてあるこんなチラシを用意しておいたんですけど、、、、、、、、、、
「10本はいらないわ」 とか、 「ユリは大きいし」とか、「宿に持ってきてくれれば」 とか、とか、、、
結局誰からも注文はいただけず。
ユリはホームユースには向かないのかねぇ~~。でもアスカだけお買い上げいただきました。
タイトルの「足立区ナンバーワン」?
アタックナンバーワンをもじった、ただのおやじギャグでした。
入ってすぐのところのIBCのブース。ここに飾ってあるユリは魚沼ほりのうち産と津南産。
つまり、我々の出展と言えなくもない。
隣りが新潟県球根農協の出展なので、なんだか身内的。
アレンジ講習をやっていたけれど、、、こんな風に葉をドバァーと落されると、、、、、むかつく。
我々農家は葉をきれいにしておくのにどれだけ努力していると思っているか、知っているだろうか。
今年は待ち合わせた人や飾りつけたレンオークメンさんとの話が盛り上がってしまって、また見物時間が、、、、
今回の注目は農家出展。千葉県は多くの出展ブース料を県が負担したとか。さすが。
お会いしたかったマック鈴木さん。話しているうちにやっぱりうきうきしてくる人でした。
驚いたのは、サカタとミヨシが同じブース。
昔は両社ともに結構な額のの取引があった。種も苗もクオリティーが高くなりすぎて我々の物では通用しなくなって、いつしか取引も途絶えてしまった。
若い社員さんと若干話をした程度。
商品としての花はどこまでの進化が必要なのだろうか? 驚きの真空パック。
ぼたんの切り花である。
真空密封2週間。開封4日後に開花。 今やボタンは1年中出荷できるそうだ。
島根県大根島。 300年の歴史あるボタンの産地だ。
ほりのうちの歴史には必ず登場する、「日本で2番目にできた温湯消毒施設、昭和45年」
1番最初にできたのが大根島なのだ。
芍薬、スズラン、ナルコ。当時ほりのうちの主産品に付きまとったネマトーダ。ぼたんの継台も芍薬だ。
歴史ある産地が生き続け、新製品を開発してプロモートに打って出る。何とも感動的な出会いだった。
ポスターを見ると、島根県園芸試験場が強力な開発努力と後押しをしているのがうかがえる。
ほりのうちも温湯消毒場がほぼ最初の補助事業と言っていいだろう。その後も数多くの補助事業のお世話になって今日がある。
補助金体質と言われればそれまでだが、豪雪地での農業は決して強い体質を備えてはいない。
政策とともに産業は生かされ、成長するものではないかなと、、、
島根県も決して人口の増えている状況ではない。もちろん農業だってそんなに楽な条件ではないだろう。
でも、こうして打って出ている。 IFEXを堪能するにはしっかりと出展者側にならなければいけないのかもしれない。
韓国のブース。
品質はまあまあかな。 問題は日本。
どの品目も生産量が6%程度は減少するとの見込みとのこと。
業界はいやおうなしに輸入品に重きを置かなくてはならない。内側からの理由で拒めないのだ。
IFEX(国際フラワーEXPO)といっても、他にガーデンEXPO、エクステリアEXPO、道工具、作業用品EXPO、農業資材EXPOが一緒の開催なのだ。
幕張メッセ内の規模は維持されているものの、その中のIFEXの規模は年々小さくなっている。
市場出展も減って、最後の切り札として出展を募ったのが 「花生産者フェア」
何とも皮肉なようでいて、これが原点だったんじゃないかなと思った。
来年は、なんか、、、考えたいなぁと。
農業資材の方は相変わらず興味深いものが多かったなあ。バットカーじゃないよ、自動芝刈り機だって。
作業服もおしゃれ。 いい背抜きの手袋を見つけたので、ネットで買わなくては。
うちのカサブランカの着荷状態。猛暑だった去年も今年んも、咲き過ぎのクレームは無かったなぁ。
マレロ。涼しくなってさらにボリュームが出ている。夏も飽きも、一番いい色出すのはマレロだと思うんだけど。
市場に来ると、とにかく産地を問わず開けて回ります。自分の荷の確認、切前、荷の乱れ、他産地との品質の比較、一番勉強になるのはここです。
この時期としては驚くほど荷が少ない。お客さんの動きはすごく活発。
荷が少ないときは買参人が多い。当たり前のことかも。
荷が少なくて、多いのはユリだけ。うちの産地だけ上場が多いのは気になるところ。
「最初にうちのが出るから買ってよ」と言ったらなじみのこの人が最初に落としてくれた。ありがと~
暑い、涼しい、荷が少ない、多い。でも、花の消費は暦通り。合わせられる産地が実力のある産地。
今年の秋も菊が少ないようだ。季節の商材は暦通りに市場に届いている。
ユリの箱も たっぷりお買い上げありがとうございました。
今回お土産にバラとカスミソウを買ってみた。バラは60円の物から300円の物まで置いてあった。
よく結婚式の帰りにテーブルのバラを持ち帰ると水が上がらずにそのまま枯れてしまうものがある。
花需要にはいろいろあって、その日一日咲いていればよいものもある。
見た目に同じようなバラでなぜこれほどの価格差があるのか?知りたくて高い方のバラを買ってみた。
カスミは奥会津の有名産地のもの。当然高い。
採花後20分以内に前処理をすることによって今までにないほどの花持ちを実現したとか。その実力を実感したかった。
土産に気になる産地の物を選んで花を買う。市場に来た時こそ花農家にやってほしいことですね。
さて、IFEX。
今年の目玉は生産農家の出店でしょうね。
もう何回もIFEXには来ている。でも毎回、ただ歩き回るだけで何とも実感のないイベントだ。
花業界の森の中にいるようで、少しも 木 が見えない。
何かを探し回って歩き疲れた揚句、自分は何も探していなかったことに気付く。
前回も前々回もそうだった。今回は合いたい人もいるし、少しじっくりとみてみたい。 つづく。