ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

こころ

2008年12月31日 | 発信
小正月に小出橋の上から写したこの一枚が今年のベストショットかな?

逆転画像にしてみたら雲で 「心」 と書いてあった。

経済激動のこの一年、厳しい一年でした。
思いがけぬ火事はあったものの、大きなケガも病気もせずに、用意したものは出荷できました。

時代が大きな変動期に来ていることを感じます。
自由な生き方がもてはやされた時代があって、、、
求職に苦労する時代がやってきて、、、
自分らしさを確認しながら生きる、、、
結婚難、少子高齢化、、、

時代が変わるときには、きまって理想の社会があって、人々はそれに向かって努力したのですが、今は次の理想社会が見えない時代です。

追い求めるよりも、社会全体を考える時代。
心の時代かもしれません。

21世紀の平成21年が良い年でありますように。
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もらいもの

2008年12月30日 | 家族

正月用にと神奈川県の花農家が贈ってくれた花。
ソルボンヌとリアルトのほかに、梅、蝋梅、木瓜。
紅白のユリと赤白黄色だ。おめでたい。
リアルトはほとんど球根が腐敗していて生き残った数本のものを贈っていただいた。
1本づつ飾って後はおすそ分けした。
ユリは顔が大きいので1本あれば十分だ。

奥方にやっとスキー場からお呼びがかかって、冬のバイトが始まった。
今日から主夫業ってことで、まずは得意のうどんから。

均一に水を入れながらそぼろ状にかき回します。

普通の中力粉は粉に対して45%の塩湯で作るのだがこの粉は群馬からいただいた地粉だ。
50%強でないと硬くてこねられない。


力いっぱいよくこねた後は厚手のナイロン袋に入れて踏みつけて一定温度の中で寝かせます。


市販の漂白された粉と違って麦粉独特の香りがします。
うどんになってからもこの香りは強くて、普通のうどんとはまた違った風味があるのです。

駒板は苦手なので適当に打ちます。

群馬の地粉は香川県に多くが移出されて 「讃岐うどん」 になっているそうですが、製粉の仕方が違うのか漂白で変わるのか、讃岐うどんの「つるつるしこしこ」とはまったく違う 「歯ごたえ」 といってもいいほどのコシと麦の香りがします。

長めにゆでて黒っぽいうどんの出来上がり。
ほんとは冷のほうがうまいのだが冬なので、おかずをかねて具沢山の 「あったか肉うどん」 でいただきました。

高崎大類あたりは大変な麦の産地なのです。
ここから夏には敷き藁用の「麦わら」を、仲間の分も含めてなんと大型トレックに5台分買いました。
夏も冬も県外の農家とは縁が切れません。
お返しに、魚沼産コガネモチで作った 「もち」 を送りました。
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越冬野菜

2008年12月28日 | 発信
暮れの日曜日。
電話とFAXが来ないだけでこれほどだらけてしまうものだろうか?
帳簿に取り掛かってみたり、天井や蛍光灯の掃除をしてみたり、、
あっ、ハウスの周りの初除雪をしました。
どっちりと重い雪でした。
でもまだスキー場にはそれほど役に立つ量ではないようだ。

昨日の出張でどっさりと野菜をもらってきた。
大根、ねぎ、かぼちゃ、ジャガイモはたっぷりあるし、白菜は津南からたっぷりもらったし、、、
ほうれん草、蕪、聖護院大根、キャベツ、ブロッコリー、、、
我が家で苦手の野菜ばかりたっぷりと雪の中に埋めた。

長年ユリを作った黒ボク土の畑は野菜作りにはあまり向かない。
肥料分が有りすぎるしpHが低い。
キスジノミムシ等の害虫の密度も高い。
雪の中ではほとんど新鮮なままでしかも糖度が増す。
最高の貯蔵庫なのだ。
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ひいらぎ

2008年12月27日 | ぼやき

昨日は目も口も開いていられないような吹雪だったが今朝は風終いで50cmほどの降雪で除雪車の出動だった。

こんな日に群馬埼玉出張なのだが、高速はアイスバーン。
70キロほどで走る脇を千葉ナンバーの軽が追い抜いて行く。
雪道では事故を起こさないことも大事だが、事故に巻き込まれないことのほうに、より神経を使う。

一昨日までは関東も暖かかったそうだが昨日から急に冬の風が吹いて雲ひとつ無いが強烈に寒い。
暖冬を物語るようにつつじやバラが庭に咲いているが、盛りなのは山茶花や柊だ。

千両市も松市もいまひとつ相場が出なかったそうだが昨日からはいくらか暮れの相場が出たようだ。
チューリップとフリージアが盛りなのだが燃油代の変動が気になって暖房温度に迷いが生じて、出荷調整がいまひとつだったそうだ。
それにしても、ごく暮れまで安値が続いたのでは農家も厳しいわけだ。

最初の柊は3月末に撮影したもの。最後のは今日の写真。
景気も上向きに変わってくれればと思うのだ。
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メリークリスマス

2008年12月25日 | 家族

聖なる夜、我が家ではおごそかにテーブルを囲みます。
今年は、花でディナーを作ってみました。

うそ!
9月に市場に行ったときのデザイナーさんのデモでした。
9月からもうクリスマスに向けたプロモートをするわけです。
業界は進んでますね。
それにしても、さすがプロ。おしゃれなアレンジでした。


我が家にもサンタさんは来てくれました。
読書好きなお姉ちゃんには図書券。
奥方には、これから始まる冬の通勤のために手袋。
ヒカラビ君にはフライフィッシングセット。

きっと来年の解禁と同時に大物を釣り上げて 「天才釣りキチ少年」 として話題になるでしょう。
http://www.sport-nippo.com/angling/bbs.php?n=1&page=40
ひょっとして世界的な社会現象になるかも?

まさか、コインになったりして?

冗談はさておき、明日からは雪マークが出ています。
今も雷がごろごろと。
雪がスキー場関係者には一番のプレゼントになるでしょう。

今までの陽気は今工事を駆け込みでしている人たちへのプレゼントのようなものでした。
今日で有機センターの屋根もだいたい張られました。

今年最後かと山に上がってみたのです。
明日からは魚沼も白い世界になるでしょう。



父にもプレゼントがありました。
サンタさんも粋ですね。
石川さゆり いいなぁ~ 白いベレー帽かぶって「かくれんぼっ」
ファンだったんだけど。
MVI 5244


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サンタフェ

2008年12月24日 | 発信

サンタクロースに引掛けた訳じゃないけど、サンタフェという新種の芍薬をいただいた。
こんな紫の芍薬が咲いたらびっくりするだろうな。

サンタフェと言うと、宮沢りえの初々しいヌード写真集を思い出す。
父の年代でないと知らないか?

まったく雪がないので畑に植えた。
割ったら4株になったので、2年後には15株くらい、4年後には60株くらい、6年後には250株くらいに増えるかな?
8年後は1000株だぜ!

株価は暴落しているけどこちらの株には夢が膨らむのだ。

本日も晴天なり。
山の上の村なので場所によってはいろいろな山が見えるのです。

守門岳。
雄雄しい頂上となだらかな裾野。
三山だけでなくこちらの山も堂々として魅力ありますね。
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アッサムニオイザクラ

2008年12月22日 | 発信
毎年お歳暮には鉢植えの花を配っているのだが、最近マンネリ化してどれがいいか迷ってしまう。
今年はシクラメンがお買い得。ってことは鉢花農家は泣いているってことかと思う。

今年は贈る家によって花を変えてみた。
雪国の家は茶の間が1階の場合、暗い家が多い。
爺さん婆さんが主体の家は茶の間意外はだいたい寒い。

家族が多い家は玄関や廊下も比較的凍えるようにはならない。
高床の家は明るい、、などなど。

送る家によって、金のなる木やオンシジュームやアザレアなどを選んだ。

アッサムニオイザクラ。色も明るいが香りがすごく良い。
コタツの脇の窓際などに良いかと思った。

一日中、借地料を配って終わった。
口座振込みでも良いのだが一年に1回くらいは顔を見せてお礼を言うととても喜んでくれる。
基盤整備どころか国土調査も終わっていない平らは区画が細かくて地主も多い。
お礼を言う回数も多いのだが、お礼を言うとなんだか気分もいいのだ。
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キャスティズム

2008年12月21日 | 家族

数ヶ月ぶりにショアジギングに繰り出してしてみたのだが、、、
波がが強くてとても釣りにならない。
天気予報は晴れでもさすがに冬の日本海だ。
何箇所かRUN&GUN どこもだめ。
港に戻るとハゼやカタクチイワシがぽろぽろつれている程度。

一度ウエーディングの爽快感と孤独感を覚えてしまうと、さびき釣りなどする気になれなくて、やっぱり管理釣り場に行ってしまった。

こちらも水がクリアすぎてさっぱり食ってくれない。
3lbラインでも太すぎるのだろうか。
フライタックルを持ってこなかったのは失敗だね。

何とか1匹だけ食わせた。
ミノーで食わせたのだからと自分を慰めて終了。

さあ、ヒカラビ一家の釣りシーズンが始まった。
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なかなか雪が

2008年12月20日 | 家族

雪原の様に白いけど 「霜」 でした。

-3.5度
寒いけどなかなか雪が降らない。
不景気を反映して奥方の冬仕事がまだ始まりません。
毎年使ってくれていた弱電工場は今のところ、人手が足りているようで、、、

そのうちスキー場あたりからお呼びの掛かるのを待ってはいるのですが、、なかなか雪が。


久しぶりに帽子を新調した。
気に入ったものはとことん愛用する性分なもんで、このアダバットのキャップはなんと8年も頭の上に乗っていた。
シンプルな黒のコーデュロイ。トレードマークのようなものだったのだが、、、
さすがにヨレヨレ、アジャスターがゆるくなってそろそろ引退かなーと、

今度はスエード調のこげ茶。
これもシンプルで長い付き合いになりそうだ。

これだけ冷え込むと帽子がなけりゃ直接頭皮に冷気が、、、
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103

2008年12月18日 | 観察
土砂降りの中にいがた方面へお歳暮配りに、、
今は白根も新津も新潟市になった。

ついにガソリンが103円。軽油99円。灯油59円。
200円に届こうとしていたものがわずか数ヶ月の間に急落。

OPECは史上最大の減産を行うとか。http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20081218AT2M1704217122008.html

価格を正常に保つには、以前は市場原理に任せることが最上に策だったが、エコの時代には少し足らないくらいの供給量に調整することが最良の策のように思う。
農産物も例外ではない。
株価も一時は39000円を超えていたものが、今は6000円台だ。
乱高下は投資家だけでなく、すべての経済活動を揺さぶっている。
いい話のひとつもない出張でした。

株は株でも今日の仕事は芍薬の株を買っていただいた業者回り。
おかげさまで芍薬の株は手堅い商売。今年は何とか完売でした。

写真は新津、石油の記念館あたりの古い石油の井戸。
この井戸からまた油を汲み取るようなことはないと思うが、、、
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