今年も高崎から麦わらが届いた。
毎年1車。稲わらが足りない年は2車買っている。
なぜ高崎から?
毎年必ず買い続けられるからだ。
以前、県内の転作麦のわらを頼んでおいたところ「今年は転作面積が少ないから」と、譲ってもらえないことがあった。
春になってから当てがはずれるとどうにも対処策がない。
そのときは小千谷のメロン農家が蓄えてあるわらを何とか工面してもらった。
その稲わらとて毎年譲ってもらえるとは限らない。
今年は堆肥化するからとすき込んでしまう年も何年かに一度はある。
高崎はブランド小麦「きぬの波」の大産地なのだ。
小麦粉は四国に渡って讃岐うどんになる。
群馬県にとっても香川県にとってもなくてはならない麦なのだ。
しかも刈り取り後すぐに田植えをするので、すきこんで堆肥化する猶予などない。
つまり毎年必ず麦わらはあるのだ。
麦わらのメリットは、まず撒きやすいこと。
葉が少なく、茎主体なので風に強い。動力散布機で追肥するさいも、風でわらが動くことは少ない。
給水力に優れ分解も早い。
デメリットはカットしなきゃならないことと撒きでがないことだが、圧倒的な撒きやすさのほうが勝っていると思う。
ブランドユリを育てるにはブランド小麦のわら。
ん~~ 関係ないか。
今日も散水。梅雨よ何処へ行った?