うちの とうどしょ(従業員)が 「 一度 花市場を見たい 」 と言うものだから、雨も降るし、思い切って2時出発で。
高崎あたりの朝焼けです。
東日本板橋市場。関越終点から信号を2回左折すると到着。 すごく近い。
各産地の着荷、荷造りを勉強。荷造りには産地の姿勢やブランド意識が現われる。
選別する人には選別、箱詰めする人には箱詰めを見てもらうことが一番だね。
魚沼は芍薬の終盤とハウスオリエンタルの走り。品物は大変良い。
が、関東は季咲きユリの最盛期。埼玉産山ほどのところへ新潟下越、中越各産地が盛りの出荷量だ。
新潟は各産地ともボリューム、切前、荷造りともに優劣つけがたい、さすが新潟、ブランド産地ばかりになった。
埼玉産も一頃に比べればあきらかにボリュームアップしている。
会津、昭和村。北海道、月形。 魚沼同様に気象条件は厳しい所だがみんな頑張って出荷を始めている。
目新しい品種でさえセリに上がる。これはノーブル。
八重咲きも数品種出回ってきた。事前のサンプルも紹介して目を集める。
今回注目したのは十日町産と荒川産のカサブランカ。 蕾のボリュームは同等、ともに高品質だがタイプが違う。
方や、体育会系美人。方や、タイトスカートのOLお姉さま。 買参人は目が肥えている。
思った通りの結果、価格差も結構大きかった。
ジューンブライド需要も落ち着いての給料日前。関東は季咲き、上場数は多い。毎年6月はこうなのだが思った通りの苦戦。
「最低ラインは絶対割らせないぞ!」 と、気迫のマリ中。
立たないセリを立たせるのがセリ人。何とか売り切った。 えらいぞ 早川。
仲卸さんで見学とお買いもの。
産地のプロモートも使ってくれる店は使ってくれている。
情報を届けたい人に直接届けることはかなり有効。逆に、ちょっと角度の違う情報はまず使ってもらえる可能性は少ないのでは?、だいたいスペースないし。
完熟切りのかぐや姫。処理が効いているのか、咲き過ぎにもならずにしっかり並べてもらっている。
「 鉢花市場も見たい 」 ってんで、帰りは17号線経由で 鴻巣花市場 へ。
セリは終わっていたもののやたら多い品種数にみなさんびっくり。
埼玉は熱風吹き荒れていて道路脇の温度表示が41度。 まだ6月だぜ。
直売所で初物のとうもろこしゲット。
道の駅併設の直売所。お客さんは圧倒的に直売所のほうに集まっていた。
今は花屋さんも一般消費者も、普通の人々も、いかに身近な情報、手にとって見れることを重要視して求めているのではないだろうか。
あるいは、それしか信用できない世の中になってしまったのかもしれない。
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