思いがけない強い雨の夕方、、、、。
残雪の上に雨が降ると冷たい霧が地表に立ち込める。
そんな条件の時に見たい景色があってプチ家出をしてみた。
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FaceBookで発信している村がある。かやぶき集落 荻ノ島。
田舎の風景に興味があると言うことよりも、集落が発信することの意味?目的?
最近、山間集落で情報発信している集落が多い。
十日町市池谷。 旧川口町 荒谷。 我が魚沼市内では、旧入広瀬村の横根。
行政や観光協会に頼るのではなく、集落自体がありのままの姿だったり、少し背伸びをしたりと、いろいろ伝えている。
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沢沿いの県道からひょいと登ったところに開ける平らな集落、我が舟山とまったく同じような景色。
多くのカメラマンが訪れるらしく駐車場が整備してあり、歩いて回るようにと誘導してある。
かやぶき家屋はよく手入れがしてあって道路もゴミ一つ落ちていなくてきれいに整備してあった。
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集落の中央は山から水路を張り巡らして住居はそれを囲むように環状に配置してある。
昔は敵から村と農地を守る要塞のような村だったそうな。
1300年代にはもうお寺が建立された記録があるほどの由緒ある村。
縄文時代のなごりも多く出土して明治のころは100戸以上の栄えた村、、、
舟山もそうだが山間集落は縄文遺跡は出るものの弥生時代の痕跡はない。
農耕が始まって人は里へと降りて街を作った。
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巨大な二股の杉を神木とする鎮守様。なんと、、、、松尾神社だ。
舟山の鎮守様も松尾神社だ。
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2軒のかやぶきの家は宿泊施設。泊まれるのだそうだ。
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こうすれば儲かるとか人口流出を食い止められるとか、、、そういうことでは無くて。
「 ここにこんな村があるよ。私はここにいますよ 」 と、手を上げること。
存在感を自分に言い聞かせて確認すること。
まず自分が魅力を感じなければ誰も気づかなくなってくる。
山間集落が抱えるものは皆同じだ。
はてさて人生も3分の2はすでに経過している。この先にやれることはそう多くない。
でもまだまだ目先を変えてやれることがあるような気がする。
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