ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

まっていれば

2009年11月27日 | ぼやき

秋の低温続きで花が遅れ、同時にすべての仕事が遅れ気味でした。
今年はもうあきらめかなと思っていた芍薬の植え込みをようやくすることができました。
もうずいぶん早いうちに肥料を撒いてマルチを張っておいたのでポリの下はふかふかの状態で、まったく問題はない。
もしだめなら来春でもいいやと初雪が降ったときには思ったものでしたが、そんなゆるい気持ちで待っていればちゃんとチャンスはめぐってくるものだなと。

もう一つあきらめていた最後の土壌消毒もできました。

今日は球根の集荷日。
待っていたかのように大量の球根が冷蔵庫に集まった。

秋の涼しい陽気と早い降雪によって今年の球根は異常に芽の出来が早い。
早めの温度処理が必要とのことでした。

でも、早い球根も遅い球根も春が来るのは毎年同じ、それまでじっくりと冷蔵庫で待つわけです。


今日は仲間に不幸がありました。
しばらくブログは休みたい気分です。
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でかっ

2009年11月26日 | 観察

「このきのこは何てぇ名だ?食われるがんか?」と近所のとおちゃんが聞きに来たけど、、、、
ぶったまげる大きさ。
図鑑にも載ってないし、誰か知ってます?
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反省会

2009年11月25日 | 家族
最近更新が滞っているのは、毎晩飲んだくれているからです。

昨日は恒例の切花反省検討会。
全国から主要取引14市場の担当者が見えられました。
どちらも大変厳しい情勢の中ですが、堀之内はなんと売り上げが前年比若干伸びているのです。
なぜか? 去年ガクッと売り上げを落としているからです。
一昨年に比べるとまだまだひどい状況ですが、それでも伸びは伸び、何とか取り戻そうと意気だけは上がりました。

今回特別に、宇田明先生に講演していただきました。
「花の消費拡大は目的ではなく、手段。 農家の目的は儲ける事、農村が元気になること」

そうだ、そうだ。


いくらかでも売り上げが伸びるってことは元気が出るのです。
元気が出るって事はすごく大事なことなのです。






今日は恒例のゴルフコンペ。
さすがにこの時期になると群馬、高山CC
唐松の葉が雪のようにハラハラ散ってなかなかいい雰囲気ですが、、、、


アップダウンのきついコースにみんなが悪戦苦闘。
なななんと、記憶にないくらい数年ぶりに三桁叩いちゃいました。


今回優勝は朝日工業の中村君。
初めて新潟担当になって参加した4年前に一緒にプレイしたときの、ちょうど半分のスコアで優勝。

優勝したお祝いに宣伝しておきますが、(株)朝日工業http://www.asahi-kg.co.jp/products/agriculture/dressing/index.htmlさんは肥料メーカーだけでなく鉄鋼をはじめとした総合企業なのです。
我々にとっては土壌分析に協力してくれる強い見方なのです。
来年はスーパーレオが安くなるかも?

このコンペは今回が30回記念。
農家、JA,市場さんだけでなく、運送、ダンボールメーカー、肥料メーカー農薬メーカー、資材メーカー たくさんの方が参加してくれます。
農業ってのは大勢の力の集合体なのです。

準優勝は浜松生花の澤根さんでした。
好スコアににんまり。 おめでとう。
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冬に向かって2

2009年11月23日 | 家族

昨日の日曜日、良い天気だったのでちょいとお出かけ。
手作り品を並べた小さなお店マーケットへ。
こういうお店はやってる人が楽しそうなところがいい。

会いたかったのはこの人。ひと葉さん。http://tegami.atelierhitoha.com/
2年前に買った千日紅のリースがまだ我が家の台所にはかけてあって、だいぶセピア色に。
冬に向かってそろそろ新調しては、ってことになったのでした。

相変わらずいいセンスしてますね。
工作好きなので作れば作れそうなのだが、いかんせん芸術センスはまったくないのだ。
ただ、材料は裏山にたっぷりあるのでそのうちにやってみようかなと。

後からブログにいただいたコメントで、11月22日は 「いい夫婦の日」だったことを教えられて、ダイヤのネックレスでも買ってやればよかったなと反省。

午後からは村の仕事、集会所と鎮守様の雪囲い。

毎年この滑り台を分解して鎮守様に仕舞うのだが、大きな知恵の輪のようにしてアクロバチックに仕舞うのです。
毎年同じメンバーでする仕事なのになぜか毎年忘れていて、思い出しだし。

重装備の雪囲いが完成。

時間が余ったので道路わきの空き缶拾いに。
最近はマナーが良くて、2.3個拾った程度で終わり。

道路わきには春の花が咲いている。
野の花にとっては決して狂い咲きなどではなくて、少しでもお天道様の熱をいただけば何時だって咲いて見せるという根性のパフォーマンスなのです。
寒い、寒いと縮こまっているのは人間だけなのです。

その後、久しぶりに温泉で忘年会でした。
22軒の村で参加19名。相変わらずのまとまりの良さでした。
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白いユリ

2009年11月21日 | 発信
古い話題だが、今年のミズリリーは黒木メイサ。http://www.otakaki.co.jp/topics/2009/200918.html
ちょっと怪しげな女優さん。
毎年ミズリリーの時期になると、個人的には伊藤美咲を推薦していたのだがなかなか実現しない。
その伊藤美咲が結婚する。ついに。
相手がコメディアンじゃなくて、まぁ良かったかなと。

結婚と言えば6月かなと思いきや実は11月が一番多いそうで、白いバラが不足しているそうな。
ぜひ白いユリを使って欲しい。

我が家の出荷も最終段階、ホワイトエクスプレス。

時期のせいかもしれないが、咲きがけは少し黄色みがかるが、大輪で完全上向き。
花持ちも悪くないし、上品だ。

咲いてからだんだんと黄色味が抜けて純白になる。

丈が伸びる品種なので密植だと少し軟らかくなるのが欠点か?
作業性は極めて良い。

ついに今年最後の作、サンテンダーの出荷が始まった。
上品さ、豪華さではこれが一番ではないかと思う。

今年は遅れ気味だったが、最終的には予定通り11月いっぱいで出荷が終わる。
雨続きで生理障害に泣き、球根品質で一年中苦労した年だったが、最後に秀品を出荷できたのでなんだか報われた気がする。

つぼみのボリューム、まろやかさはピカイチだ。

純白で花弁が厚い。何よりも咲くスピードがゆっくりなのがいい。

咲いた写真は夏のものだが、今のサンテンダーはもっともっと巨大な花が咲きそう。

伊藤美咲のウエディングにはサンテンダーのブーケを持たせてみたいが、花がでかすぎるか?

来年こそミズリリーには、結婚して色気の出てきた伊藤美咲を。
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自転車ラン.wmv

2009年11月20日 | 家族

久しぶりに明るいうちに一走り。
でも明るいうちは何かと気にかかることがあるようで、なかなか一目散には走ってくれないのだ。


犬はあまり目が良くないと言うが、いつも真っ暗になってから自転車ランに行くので迷わずに走ってくれるのだが、明るいうちだと誘惑が多いようだ。

誘惑と言えばこの時期悩ましいのはきのこの誘惑だ。

去年暮れに打っておいたナメコがいい感じ。
このまえ、Qと藪に入ったら、リードが絡んで散々だった。
なめこは自前でもこんなに立派に出てくれる。
寒いときは汁の誘惑ですね~~
笠が開いてからのほうがすきなのだが、、、
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冬に向かって

2009年11月19日 | 発信

昨日の午後、大粒のみぞれが降ってきてドキッとしたが、雪には至らなかった。
あけて見ると、三山はおろか、権現堂、須原の観音山の中腹まで真っ白くなった。

晴れ間には撤去作業が続きます。残っていた6棟のビニールをはぎました。

大型の雨よけハウスが平成17年の大雪でつぶれた後、このタイプに変えました。
22mmのパイプ径なので結構な力仕事になりますが、結局は毎年解体するほうが雪でつぶすよりは低コストになります。
このタイプが12棟、19mmの日除けだけのハウスと合わせると今年は101棟のハウスを建てて、また解体します。

昔、関西の視察団が大勢見えられたときに、「この産地は棒を立てて花切っとる」と言われたことがある。
確かに、大型ハウスに比べて低コストのように見えるが、この労力と風や早い雪に対するリスクまで考えると果たしてどちらが低コストだろうか?



遅れていた補助暖房のハウスも切り終えてビニールをはぎました。
CO2 25%削減目標に反して、ずいぶん燃料を食ってしまった。
この暖房機もまた来年10月まで倉庫の中で眠ります。
確かに高コストと言える。

しかし、この時期に少しの暖房をするだけで間違いなく西南暖地からのはしりのものには負けない品質のものが出荷できる自信があるのです。

さて残るは、解体しなくても良い鉄骨ハウス1棟を残すのみとなりました。
季節は冬だが、仕事はまだ秋なのだ。
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大きすぎる球根

2009年11月17日 | ぼやき

雨なので球根選別、パッキングです。
堀上からパッキングまでの環境で球根の消耗度やバイラスの発生率が大きく違うと言われています。
我が家の球根冷蔵庫は加湿器付き。
夏はルーティーンにフル稼働。今は球根の保管にフル稼働です。

来年どうせ並べかえるので1段目は最初から上向きに並べておきます。

それにしても今年の球根はでかい。
ドナトはでかすぎるのと小ぶりののを撥ねながら無線別でも26cm。
28cmはあちこちの露天商さんに見積もり中です。
ベラドンナは26cmが少し。24cmが中心でした。
でかすぎ。

サンテンダーはちょうど良いサイズで22cmと20cmが中心でした。

少し前まで市場では7輪のユリはいらないと言われ続けました。
でも結局は単価のけん引役として大柄のユリは必要なようです。
来年は大柄ばっかりで楽しみでもありまた、ハウスが足らないのではと心配です。

ストーブの上はこの時期お決まりの焼き芋や焼きおにぎりです。
写真は奥方が焼きおにぎりを与えるときに間違って指までかじられた、痛そうな瞬間です。
見事なタイミングでした。
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レイクキャリー

2009年11月16日 | 発信

ついに物にできなかったレイクキャリー。
結構早生種との情報を元に出庫日を設定したのだが、いざ秋になってみると、地温が下がってからはまったく老化するばかりで、葉に活力が無く、つぼみは大きくなったもののきれいには発色しなかった。
去年は春先に作ったらなかなか丈が伸びずに花バイラスが出た。
夏から中秋までは良く丈も伸びて、つぼみのボリュームも出る。
地温の高いとき専門、つまり夏向きの花ってのもあるんだね~

でも一応切り終わりました。

同じ出庫日のシイラ。
簡易暖房の中でもよく発色しました。
大変晩成種なのに実際は強かったてことだ。
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ベラドンナ

2009年11月14日 | 観察

今日からまた雨です。朝の空はなんだか恐そう。
昨日で球根堀を終わらせておいて一安心。しばらく続きそう。

終わってから紹介するのも変だが、ベラドンナは濃い黄色。
暖色系の黄色ですね。花弁も厚くていい感じ。

赤と並べるときれいに映える色で、黄色の中では好きな色ですね。

簡易暖房ハウスのベラドンナが終わって今日からホワイトエキスプレスが一気に始まった。
カサブランカも今日で最後、なんだか一気に片がつきそうです

このハウス、朝と寝る前に見回りに行きます。
入り口をパッカーでとめただけの簡易的なものだから風が吹いたりすると煙突回りが気にかかるのです。
今年は思ったよりも遅れてしまって燃料をやたら食ってますが、エコロジーの時代には不向きなハウス。
それでも最低気温の保障があるだけで品質低下は免れています。
あと数日でこれも終わる予定。

お供がいるので暗くても恐くないのだが、時々キツネやタヌキが横切ると蒙ダッシュをしたがるので困りもんです。
藪のほうをにらんで動かなくなるときは、きっと何かの気配がするんでしょうね。
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