王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

13日 民間射場ロケット爆発、失敗 衛星投入できず「飛行中断措置

2024-03-14 07:29:17 | 科学
9日打ち上げ予定だったここをクリック⇒民間ロケット「カイロス」の打ち上げは警戒区域に船舶が侵入したため、延期になってしまいました。⤵ ⤵
13日午前11時すぎ、宇宙事業会社スペースワン(東京)は、和歌山県串本町の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」から小型ロケット「カイロス」1号機を打ち上げたが、直後に爆発した。
スマホの速報で知りました。昼のTVニュースではロケットが打ち上げ直後(約5秒後)爆発する様子が映りました。
搭載していた衛星の軌道投入ができず、打ち上げは失敗した。同社は「飛行中断措置が行われた」と明らかにした。
爆破はロケットに積んである装置が機体の異常を探知して(自律的に)爆破した様です。
搭載していた衛星の軌道投入ができず、打ち上げは失敗した。同社は「飛行中断措置が行われた」と明らかにした。
「失敗はつきもので、成功するには避けられない」と解説の専門家は言ってましたが民間御会社ですから、再開発には多額の金が掛かりそうです。
別紙の情報では宇宙事業会社スペースワンの株主のキャノン電子、IHIの株価が大きく下がったと有りました。そういう風に考える人も結構居るのですね。いるのですね

写真:小型ロケット「カイロス」1号機が打ち上げ直後に爆発し、煙とともに飛び散る破片=13日午前11時1分、和歌山県串本町(共同通信社ヘリから 

共同通信:
 宇宙事業会社スペースワン(東京)は13日午前11時過ぎ、和歌山県串本町の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」から小型ロケット「カイロス」1号機を打ち上げたが、直後に爆発した。搭載していた衛星の軌道投入ができず、打ち上げは失敗した。同社は「飛行中断措置が行われた」と明らかにした。
 串本町の田嶋勝正町長も記者団に対し、失敗との認識を示した。和歌山県警新宮署によると、現状で人的被害はないとしている。
 民間発射場からの打ち上げは日本で初めてだった。ロケットに搭載していた政府の小型衛星は失われた可能性が高い。
 当初は9日の発射を予定していたが、安全確保のため事前に設定していた警戒海域に船舶が残っていたことが原因で延期となっていた。
 カイロスは全長18メートル、重さ23トンの小型の固体燃料ロケット。内閣衛星情報センターによると、搭載されていた小型衛星は、北朝鮮の軍事施設の動向把握などで使われる情報収集衛星を一部代替する役割がある。情報収集衛星が故障した場合などに備えて機能を検証する計画だった。
(引用終わり)


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9日 午前11時1分打ち上げへ 民間ロケット「カイロス」 日本の宇宙開発の未来託す

2024-03-09 09:19:09 | 科学
今朝は土曜日なのでTVで「ウエークアップ」を見てましたら、串本町で民間の施設であるロケット発射場「スペースポート紀伊」から民間ロケットが発射される話をしていました。種子島や帯広のロケと発射場比べると出来上がった機材の移送費が安くつくようです。
町もあれこれ今後の経済効果を億円単位で見積もっている様です。
それは兎も角、午前11時過ぎから20分間に発射だそうで、うまく打ちあがると良いですね。
写真左側の施設が発射台の様です。

写真:記事の写真はコピペ出来ないのでネットから(串本町の基地)

産経新聞:
宇宙事業会社スペースワンの小型固体燃料ロケット「カイロス」初号機打ち上げが9日午前11時1分12秒、和歌山県串本町のロケット発射場「スペースポート紀伊」で行われる。民間単独では初の人工衛星打ち上げで、日本の宇宙開発の一翼を担う民間企業によるチャレンジの成否に注目が集まる。
カイロスは全長18メートルで、重さ約23トンと軽量。固体燃料を使うことで発射までの準備期間を短縮し、衛星の受け取りから4日で発射できる。管制手順を自動化し、異常発生時の破壊指令も機体が自動的に判断することで打ち上げの省人化を実現するなど、高効率化を図った。2020年代中に年間20機を打ち上げる予定。
カイロスは内閣衛星情報センターの「短期打上型小型衛星」を搭載。政府の情報収集衛星を小型衛星で代替できるかを検証するための実証実験が行われる。
政府は、次世代の宇宙輸送は2030年代前半に基幹ロケットを、民間も含め30機程度に拡大方針。世界で、スペースXの「一人勝ち」状態となっているロケット打ち上げに対し、官民一体となって闘いに挑む意気込みだ。
打ち上げの様子は特設サイトでライブ中継されるほか、発射場のある串本町と隣接する和歌山県那智勝浦町に1カ所ずつ、打ち上げられるカイロスを間近で見られる有料の見学場を設置。また、同県内や東京都内などに10カ所以上のパブリックビューイング会場が設けられる。
(引用終わり)




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17日 H3ロケット2号機の軌道投入に成功…1号機の失敗から再挑戦

2024-02-18 08:54:31 | 科学
昨日朝9時過ぎスマホの速報でH3ロケットの打ち上げ成功を知りました。
昼頃までは打ち上げ成功を祝う報道が溢れましたが、JAXAの岡田プロジェクトマネージャーの会見で大変な苦労とその結果の達成が判りました。前年のH3一号機の2段ロケットへの着火ミスを克服し、2段ロケットから小型衛星を順次1機づつ分離、その後ダミー衛星の分動作を確認するデータを取り大気圏に突入(して燃え尽きた)しミッション達成です。
おめでとうございます!!
この成功が元で、日本初の商業ロケット打ち上げ作業が国際的に技術とコストの面で海外と競い合えると良いですね!!!

写真:上昇する「H3」2号機(17日午前9時24分、鹿児島県南種子町で、本社機から)=秋月正樹撮影© 読売新 

読売新聞:
日本の新たな大型主力ロケット「H3」の2号機が17日午前9時22分頃、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。ロケットは予定された軌道への投入に成功し、2基の超小型衛星のうち1基の分離も確認した。H3は、今後の日本の宇宙ビジネスや探査の屋台骨を担う基幹ロケットで、実用化によって、国際的に激化する宇宙開発競争に本格参戦したい考えだ。
 宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))によると、2号機は、予定の飛行経路をたどり、打ち上げから約5分後、昨年3月の1号機の打ち上げで失敗した第2段エンジンの着火に成功した。約16分後には、目標としていた高度に到達し、超小型衛星2基のうち1基の分離を確認。残りの衛星の分離についても確認中という。
(引用終わり)

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人間移植用の臓器持つブタ、国内初誕生 遺伝子改変、25年臨床研究

2024-02-13 08:59:46 | 科学
スマホのニュースで表題を読んだ時「てっきりアメリカでの話と思い込んでいました。
医学の進歩、その中でも積極的にやるのは「医者側も患者側も米国」との思い込みが有ったためでしょう。
しかし、今朝各社のニュースを読んでみると「一部は当たり残りは外れ」でした。
明治大発のベンチャー企業「ポル・メド・テック」(川崎市多摩区)は、米バイオ企業「イージェネシス」から輸入した遺伝子改変ブタの細胞を使い、このクローン子ブタを誕生させた。
日本ではこの「子ブタを使ってサルへの移植実験を始め、人間に移植する臨床研究を2025年中に始めること」を目指すそうです。
子ブタの尊い命は臓器や皮膚までも使われるようですが取り敢えず腎臓不全の為、国内に1万人ほどの手術待ち患者さんへの適用が考えられている様です。
倫理的考えも米国とは違いますから、いろいろ環境整備が必要なようです。
頑張って下さい!

写真:遺伝子が改変され、異種移植用の臓器を持った子ブタ=ポル・メド・テック社提供© 毎日新聞 提供 

毎日新聞:
遺伝子が改変されて人間への移植用の臓器を持った状態の子ブタが11日、国内で初めて誕生した。種の壁を越えた「異種移植」は、新たな移植医療につながると期待される。今後、国内の研究施設や医療機関でサルへの移植実験を始め、人間に移植する臨床研究を2025年中に始めることを目指す。
 明治大発のベンチャー企業「ポル・メド・テック」(川崎市多摩区)は、米バイオ企業「イージェネシス」から輸入した遺伝子改変ブタの細胞を使い、このクローン子ブタを誕生させた。
 種の壁を越えて臓器を移植すると、強い拒絶反応が起きる。遺伝子改変ブタの細胞は、この拒絶反応を抑えるために、10種類の関係遺伝子が改変されている。
 さらに、ブタの遺伝子による体へのリスクを除くため、約50カ所の遺伝子が働かないように操作されている。
 ポル社は、ブタの臓器を移植に使う上で特殊な飼育施設や飼料を使っていて、厚生労働省の病原体検査に合格するレベルの技術を確立している。
 国内の大学や医療機関で作る研究チームは、今回誕生したブタの腎臓をカニクイザルに移植し、生存期間や臓器が正常に機能するかなどを確かめる。その後、人間に移植する臨床研究に進みたい考えだ。
 米国では、22年に今回とは異なるタイプのブタの心臓が重い心臓病の患者に移植され、一時的に心機能の回復に成功し、23年にも人間に移植された。今回と同じタイプのブタの腎臓を移植したサルは2年以上生存し、その事例が英科学誌ネイチャーに発表されている。
 日本臓器移植ネットワークによると、22年の人口100万人当たりの臓器提供者数は日本は0・88人で、米国44・5人、英国21・08人、韓国7・88人など海外と比べて少なかった。一方、移植希望登録者は24年1月末時点で腎臓が1万4346人、心臓が861人に上り、待機患者が多数に上る。
 異種移植は、慢性的な「臓器不足」を解消すると期待されるが、安全が保たれるのかなどの懸念もある。臓器移植法に異種移植に関する規定はなく、異種移植を医療として位置づけるには、どの法律に基づいた手続きを進めるのかという課題も残っている。
 ポル社最高経営責任者(CEO)でチーフ・サイエンティストの長嶋比呂志・明治大教授(生殖生物学)は「自ら開発したブタの誕生を目指してきたが、ひとまず米国から輸入する形をとった」と話す。
 今回の取り組みについて「日本が異種移植から立ち遅れないよう、まずは実際に遺伝子改変ブタを誕生させることが、国内での研究や社会的な議論、医療機関などが準備を進めるための最善の道だと考えた」と語った。【渡辺諒】
(引用終わり)
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月面のSLIMが再起動、運用再開

2024-01-30 07:47:06 | 科学
20日、ここをクリック⇒月面に着陸したJAXAの月面探査機ですが、その後の調べでちゃくるく寸前2個ある推進器の一つが故障し頭から着地した事が判りました。このため東(映像左)に向いて設置された太陽電池が光を受けず、機内にある電源では付近の様子を探査できず運用を停止となりました。しかし
2月1日の日没までは東からの太陽光を受ける事が判り28日から運用再開と報じられました。
搭載した着陸直後、SLIMが月面で撮影し地球に送信した画像(©JAXA、立命館大学、会津大学)© Impress Watch

もしこの像や後刻送られてくる映像が探査目的の主要な一つだとしたら月に着陸した時点の63点の結果は80点かそれ以上の成績になるのでしょうか?
もう2日ほど映像を送り続ける事が出来ると良いですね!

写真:
SLIMに搭載され月面に運ばれたLEV-2「SORA-Q」が撮影・送信したSLIMと月面の画像(©JAXA/タカラトミー/ソニーグループ(株)/同志社大学)© Impress Watch

 Impress Watch:
JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、月面に着陸した小型探査機「SLIM」について、再び通信の確立に成功し、運用を再開したことを明らかにした。SLIMの活動を伝えるX(旧Twitter)のアカウントで報告している。
SLIMは1月20日に月面への着陸を成功させたものの、トラブルで想定と異なる姿勢になり、太陽光パネルが西を向いた形になっていた。搭載されていたバッテリーで当初の目的であるデータの送信は完了したものの、太陽光パネルによる発電ができない状態だったことから運用を一時停止。月の昼夜は約15日毎に入れ替わるため、日没の2月1日が近づくにつれて、太陽光パネルに西から光が当たることを想定し、運用を再開する準備を行なっていた。

SLIMのXのアカウントは、1月28日にSLIMとの通信を確立し、運用を再開したと報告。搭載されているマルチバンド分光カメラによる観測を開始し、トイプードルと名付けたカンラン石の観測の模様を公開している。 
(引用終わり)
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