王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

カタルーニャ州 週末にも独立宣言 !!

2017-10-05 07:10:30 | 海外
州首相、週末にも独立宣言=スペイン国王は批判―カタルーニャ

日本は今日5日も朝のTVニュースショーで小池都知事と希望の党そしてそれを囲む選挙情報で始まっています。都議会は今日で閉幕。この後小池都知事の国政選挙に転身が出るか? ネタとしては面白いですね!!
因幡の白ウサギという古くからの話もありますから良く考えて欲しいものです!!

さて国外では先だっても書きましたがスペインのカタルーニャ自治州が3日夜(現地時間)「数日中に独立宣言に踏み切る」と州政府首相が発言したそうです。
これには中央政府は当然反対ですから激しい対立が予想されます。
内戦とはいかないまでもカタルーニャ一帯が暴走や騒乱で血なまぐさくなるかもしれません。
加えてスペイン国王がTVで「独立投票は政府とカタルーニャの政治的、経済的な安定を危険にさらしかねない」と発言したそうです。
スペインも立憲君主制で国王は元首ですから政治的発言はされないのが常態でしょうからこれは明らかに中央政府寄りの発言でしょうね!!
地理的にバロセロナにロシアの民兵が現れる事はないでしょうがどうなりますかね? 心配です。自治州はEUに介入を期待しているとの報道もありますが同介入するのですかね?
本場ヨーロッパの権謀術数をしっかり見てみたいと思います。


写真:独立の気勢を上げるバロセロナの市民

時事通信:
【パリ時事】スペイン東部カタルーニャ自治州のプチデモン州政府首相は3日夜、独立を問う住民投票で賛成派が圧勝したことを受けて「今週末か来週初めに行動を起こす」と述べ、数日中に州政府が独立宣言に踏み切る方針を明らかにした。英BBC放送のインタビューで語った。独立宣言を容認しないスペイン中央政府との対立が一層深まるのは必至だ。

 独立宣言に対し、中央政府が介入して州の権限掌握に乗り出す可能性を問われた州首相は「状況を一変させる誤りとなる」と警告した。地元メディアによると、プチデモン氏は4日夜(日本時間5日午前)に演説し、今後の手続きについて説明する予定だ。

 住民投票に反対してきたスペイン司法当局は4日、カタルーニャ州警察当局が住民投票を阻止する義務を怠ったとして、治安妨害の疑いで捜査する方針を決めた。住民投票では中央警察が中心となって介入したが、司法当局は、住民に近い州警察の対応が十分ではなかったとみている。

 一方、国王フェリペ6世は3日夜のテレビ演説で、投票を強行した州政府を「スペインとカタルーニャの政治的、経済的な安定を危険にさらしかねない」と厳しく批判。国王が中央政府寄りの立場を鮮明にしたことで、独立賛成派から不満が噴出している。3日には州都バルセロナで警官の実力行使に反発する約70万人が抗議デモを行った。 
(引用終わり)
コメント
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