今朝１０日の朝刊ではウクライナに「人道回廊」が出来ても逃げ遅れた人は人質と同じとか、民家は当然の事、病院や学校も区別なく砲爆撃されている報道に加え、国外脱出した市民が２００万人を越えたのでないかと何とも悲惨な情報を伝えています。
下のテレビ朝日のニュースは８日朝１０時の配信です。
話が少し戻りますが７日午後ウクライナの南部ミコライウ州のキム知事はSNSで空港を奪還したと報告する動画を公開しました。
どの位の広さになるのか想像もつきませんでしたので、局地戦で勝ったのかな？程度に思っていました。８日朝、台湾系のyoutube 開鍵時刻を見ますと、局地戦ではウクライナが頑張っている様子が動画で判ります。現地の方が早口でしゃべる上、それを繫体字がテロップでカバーしますが全部は理解できないのでおおよその理解です。
まず冒頭にウクライナの戦いは電子戦で米国は宇宙衛星を使い、ロシア軍の全ての通信を傍受しているとの話から始まります。既に通信傍受により第４１軍の副司令官にして参謀長が狙撃され死亡した事が確認されています。
さて、この８日開鍵時刻では７日夜オデッサ沖でロシアのステルス巡洋艦がウクライナ軍の砲撃で炎上し沈没したたと報じました。２０１８年就役の新鋭艦です。
下が画面のスクリーンです。
これは解説者が多管ロケット砲BM21で反撃と語っていました。
しかし、美麗島電子報董事長 呉子嘉氏によれば、電子兵器に因って砲撃中のロシア巡洋艦の位置を瞬時に割り出し、ウクライナ側の砲撃を電子的に誘導した為との考えもある様です。これによりロシアの黒海艦隊で残りの５４隻は張り子の虎と呉氏は言ってました！
先週来、ブリンケン国務長官が東欧を歴訪中ですが、それに隠れ米国のマーク・ミリー統合参謀本部議長がポーランドにいて、ウクライナの反撃に手を貸していると呉子嘉氏が語ってます。映像では５つ星（元帥）と言ってましたが４つ星（大将）の様です
マーク・ミリー統合参謀本部議長〈ネットから）
彼がウクライナへの補給を統括的に行っていて、その効果が土日辺りからウクライナ軍の反撃と言う形で出てきたのでないかと思います。
ポーランドの基地に物資を輸送するC-17グロブマスター〈ネットより）
同じくC-130 ハーキュリーズ（これは日本の空自も持っています）
どうやってウクライナへ持ち込んでいるのか判りませんが、電子管制をしてウクライナ西部の秘密基地にでも持ち込んでるのかも知れません。要するに首都キエフが陥落しそうに見せておきながらプーチン大統領に核ボタンを押させない程度の勝利に収めている様に見受けられるのです。
ロシアが優勢の様に見せて、補給路を攻撃した効果が６４キロに及ぶロシア軍の大部隊の停止と見ていました。
炎上するロシアの車両〈ネットより）
米軍もNATOもウクライナに直接武力介入しないが、「補給の作戦はロシアに干渉させない」とのバイデン政権のロシアに対する意思表示なのかも知れません。虚々実々の情報合戦かも知れません。米ロ双方の情報を見ていないと騙されそうです。
写真：ウクライナ軍による６０ミリ迫撃砲によるろ紙軍補給車両にたいする無人攻撃の解説
テレビ朝日：
ロシア軍による軍事侵攻が続くなか、ウクライナ側も南部各地で激しい抵抗をみせています。 ミコライウ州・キム知事：「ウクライナからこんにちは。空港を取り戻しました！飛行機は、まだ飛ばないが空港は私たちのものになった」 ウクライナ南部ミコライウ州のキム知事は、7日午後SNSで空港を奪還したと報告する動画を公開しました。 「森に逃げた敵を追撃する」と話しています。 7日午前には、街の北側に位置するミコライウ国際空港にロシア軍が侵入したと投稿していました。 ウクライナ海軍は、軍港がある南部の要衝、オデッサでロシア艦船を撃退したとする動画を公開しました。 ロシア軍は、ウクライナ南部で東側のマリウポリから2014年に併合したクリミア半島、さらに西側のヘルソンを攻略していて、ウクライナは最大の港オデッサを失うと南の沿岸部ほとんどをロシア軍に制圧されることになります。 ロイター通信によりますと、アメリカ防衛当局は、ロシアが準備した兵力のほぼ100パーセントをウクライナに投入したとみているということです。
（引用終わり）
ワレリー・ゲラシモフ、ロシア連邦軍参謀総長兼第一国防次官、出生地カザン、既婚者であり、息子が1人いる。プーチンの側近。
ヴィタリー・ゲラシモフ、ロシア中央軍事区41軍第1副司令官、出生地カザン。ハリコフで狙撃により戦死。