17日の米株式市場でダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反落し、ここをクリック⇒前日比282ドル12セント(0.8%)安の3万5343ドル28セントで終えた。
この日朝方発表された7月の小売売上額が前月比1.1%と市場予想より(0.3%減)経済再開や政府の景気回復策に懸念が出て反落したと有ります。
写真:17日NYダウ平均の株価ボード
日経新聞:
1 7日の米株式市場でダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反落し、前日比282ドル12セント(0.8%)安の3万5343ドル28セントで終えた。
7月の小売売上高は前月比1.1%減と市場予想(0.3%減)より落ち込んだ。経済再開や米政府の大規模な経済対策で回復してきた消費が減速し始めたと受け止められた。新型コロナウイルスのインド型(デルタ型)の感染拡大によって「8月はサービスを中心に売上高が急速に減る可能性がある」(パンセオン・マクロエコノミクス)と指摘された。個人消費は米実質国内総生産(GDP)の7割を占めるだけに、米景気回復の不透明感が増した。
小売り株が幅広く売られた。17日朝に発表した2021年5~7月期決算で売上高総利益率が悪化したホームセンターのホーム・デポが4%安となった。消費動向の影響を受ける映画・娯楽大手のウォルト・ディズニーやスポーツ用品のナイキの下げも目立った。資本財では航空機のボーイングと建機のキャタピラーが大幅安となった。
足元で上昇基調にあったハイテク株にも利益確定売りが広がり、顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムやスマートフォンのアップル、ソフトウエアのマイクロソフトが下落した。ダウ平均の下げ幅は一時500ドルを超えた。
半面、ヘルスケアなどディフェンシブ銘柄は買われる銘柄が多かった。医療保険のユナイテッドヘルス・グループや製薬のメルクが上昇した。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前日比137.581ポイント(0.9%)安の1万4656.181で終えた。
(以下省略)
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