王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

北京2日目 西単へ

2005-12-13 14:43:29 | 中国関連
そもそも空気が乾燥している上に暖房を効かすからのどが渇く お茶とミネラルウオーターで絶えず水分を補給する 朝は7時(日本時間比遅れ1時間 だから日本時間の8時 未だ暗いし窓のカーテンをどけるだけで外の寒さが部屋に入り込んでくる
急ぐ事は何も無いしもう一寝入り 昨日の朝は成田8時半に合わせるのに5時起きだった 次に目が覚めて9時あー日も昇って人と車が動き出す では起きるか

ホテルの食事クーポンは時間切れ 外の路地の人が入っている簡易食堂で四川小吃という店にはいると店員が注文票をくれる 文字は読めるけどどんな料理だか分からないので回りで食べているおいしそうな品を指差しして一とか2人前とか注文すると田舎から出てきた小姐(ねえちゃん)がしかるべきところに×印をつけ25元と明朗前払い会計 数分で包子(ばおず--蒸かしたての小さな肉まん)水餃子 焼き餃子とか豚の耳の薄切りに香菜をまいた醤油味でピリカラ味等ささっと並ぶ 友人と寒い寒いとブツブツ言いながら片端から平らげた  早い うまい 安い 吉野家の謳い文句をあなたにあげる 吉野家もあちこちで看板を見るからまだ北京では頑張っているようだ

地下鉄で西単の繁華街へ 大きな建物 北京図書大廈といったか高さ五-六階全部が書籍売り場に入った まあ行儀が悪い 売り場の本箱の前に座り込んだり売り物の本の上に肘をついて立ち読みならぬ只読みをしている兄ちゃん姉ちゃんがもうあたり一杯 幸い爺が買いたいような資料は人が行かないからゆっくりと捜し求めが出来た その後は近くの漢方薬店を冷やかし半分でのぞく 本物の朝鮮人参とか鹿の角オットセイのペニスとかは高くて眺めるだけ これ等は政府の高官とか共産党の幹部でもなければとてもでないけど買い求められまい 爺もお付き合いで丸薬になった普及品の調剤品を幾品か買った これは中国の医院でも患者に出している品だ でも一箱20元程度はするから田舎での姉ちゃんの2日分の給料に相当する

あとは腹ごなしに繁華街をうろうろ 写真は西単市場というバス/トロリーの駅 人民帽に人民服なんて着ている人はここではいなくなった 町そのものもここだけならまあ日本の地方の都市並といえよう 昔 そう20年位前上海にゆき南京東路の商店街を日本で言えば銀座だとガイドが説明した時思わずぷっと噴出しそうになった お前 なにゆうか 30年前の野毛の露天とおなじでないか 今は変わった
写真をとる爺の背中のビルにはユニクロが入っている 当地は暑さ寒さの厳しいところだ ユニクロ程度の製品であれば似たものが半分以下の値段で山ほどある LLBean のよう極寒性に極めて優秀とか耐久性に秀でるとか一芸がないと中国でも難しかろう

そんな事を考えながら寒くなってきたので市場でパンと牛乳と豚や鴨鴨肉の醤油炒めリンゴなどを買い揃え白酒(バイチュウ--強い用焼酎)を寒さ払いに買い足し又地下鉄でホテルへ
テレビは楽しい 地方のチャンネルを探すと必ず漢字の画面下にはいる 子供の番組は動作と簡単な単語で会話の練習 西遊記六歳児向けなんか とても面白かった
ゴクウはウーコン 三蔵法師は唐三蔵でタンサンザン 妖怪が出てきてゴクウの活躍 良く分かる 大人の時間になってからは法律相談をスタジオの参加者とどちらが正しいか寸劇と弁護士の解説を交えて2話ほどとか活劇ものは明朝末期に清のホンタイジが騎兵による長躯挺進で山海関を一気に通り越し北京城下へ 和睦か全滅か又明日 なんて見ていたら0時過ぎ 


 
 

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