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Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
2012 10/21の拝観報告(杉本家住宅)

写真は、杉本家住宅の玄関
今日は本来長男をアウトドアクラブの集合場所である京都駅に送り、我々3人はそのままJRで大阪か、神戸へお買い物に行く予定でした。
しかし昨日長男が発熱したため、今日の3人でのお買い物は中止になりました。
かといって、そもそもこのお買いものプランは妻のためのもの。
今日3人では行けませんが、午後は1人でゆっくりお買いものプランをしたい模様・・・。
そこで少し”泣き”を入れさせてもらい、本来行けないハズだった杉本家住宅に10:00着で行ってきました。
WANさまの言われるようにHPにも掲載していないイベントで、現地ではさしたる掲示もなく至って地味なものでした。
当然10:00に来ている人など僕以外になし。
貸し切り状態でした。
しかし10分ぐらいすると1人来られました。
これがなんとアウトドアクラブに子供さんを送られた後の”京極堂”さまでした(笑)!
2人でいろいろお話しながら見学して30分ばかりで帰りましたが、少なくとも10:00~10:30は僕たち2人だけでした。
そしてその後に”あんとん”さまも来られたようですね。
今日の訪問者の”このブログ読者率”って何%だったんでしょうね(笑)。
訪問の内容は、本編の
杉本家住宅
を参照してください。
Retrospectiveに調べてみると、昨年もこの企画は行われていました。
展示品の気合は違うものの、祇園祭で大勢の中、1500円も出して見るよりは有意義なものでした。
来年以降も追跡し、報告いたします。
御紹介頂いた”WAN”さま、ありがとうございました。
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狛犬好きさまの日程案3 11/25(日)

写真は、天得院 花頭窓からの風景
狛犬好きさまからの日程相談の概要は、以下の通りです。
日程:11/23(金 祝)~11/25(日)
宿泊先:11/23が祇園周辺、11/24が京都駅周辺
拝観希望場所:鞍馬・貴船1dayチケットを利用した日程+蓮華寺、東福寺・通天橋、天得院、泉涌寺・雲龍院、大徳寺・芳春院、興臨院、北野天満宮・御土居、龍安寺
時間があれば、嵐山(天龍寺、宝厳院、弘源寺、竹林の道、厭離庵、二尊院、常寂光寺)。
回答
JR奈良線で京都駅~東福寺駅→8:30 東福寺 通天橋→天得院→例の近道→泉涌寺 雲龍院→例の近道→JR奈良線で11:52東福寺駅(最後方車両から乗車~11:54京都駅→下車した目の前の階段を降りて、地下通路をひたすら進み、0番線で階段を上がり、そのさらに先の31~34番線の嵯峨野線で、12:07京都駅~12:18嵯峨嵐山駅→徒歩で厭離庵→二尊院→常寂光寺→竹林の道→北門から、天龍寺→宝厳院→弘源寺→JR嵯峨野線で嵯峨嵐山駅~京都駅
講評
この日は朝1番で東福寺です。
ここは再三書いていますが、死ぬほど混みます。
8:30には日下門の前に到着していたいところです。
この日は東福寺・泉涌寺と嵐山の2部構成。
両者の比重はお任せします。
ただしJRの奈良線と嵯峨野線の乗り換えは、適当に行くと20~30分待たされることもあるので、上記のようにある程度接続のいいものを事前に選んでおかれた方がいいでしょう。
さらに京都駅の両者のホームが、真反対です。
これも迷わないように事前のチェックが必要です。
ちなみに
東福寺は光明院や即宗院が、泉涌寺は御座所や来迎院も紅葉がきれいです。
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大徳寺19 特別拝観9 玉林院

写真は、方丈庭園
豪商・鴻池家の尽力で再興された塔頭です。
普段は非公開ですが、2011年の京の冬の旅で公開がありました。
拝観料は600円です。
初めに方丈です。
襖絵はほとんどが狩野派のものです。
方丈右手の礼の間は狩野常信の楼閣山水図、中央の室中は狩野探幽の山水図、左手の檀那の間は狩野安信の竹林七賢図・四愛図、
さらに檀那の間の左手にもう1間 西檀那の間があり、橋本菱華の花鳥図です。
前庭は中央に松、右手に紅葉があり苔がきれいです。
方丈の裏に回ります。
途中の方丈左手の露地庭園の中に、茶室の洞雲庵があります。
方丈の裏の西衣鉢の間は狩野益信の琴棋図、左手の衣鉢の間も狩野益信の書画図です。
方丈の裏には中庭を挟んで南明庵(なんめいあん)があります。
南明庵を挟んで左手奥にお茶室の蓑庵(さあん)が、右手に書院の霞床席(かすみどこぜき)があります。
南明庵は6畳の仏間で、鴻池家の先祖にあたる戦国武将 山中鹿之助の位牌があります。
仏間の左手に板の間の廊下があり、その左手奥に蓑庵の水屋があります。
水屋に接して手前に1畳の手前座、中板を挟んで奥に2畳あります。
壁には藁が塗りこんであり、それが模様のようで趣があります。
蓑庵を出て、仏間の裏手を進むと霞床席に出ます。
霞床席は4畳半の書院です。
床の間に違棚があるのですが、この棚と奥の壁との間に隙間があります。
ですから違棚の後に富士山の掛け軸を掛けると、違棚が富士に懸かる霞のように見えます。
月釜の際には、方丈左手の露地庭園の奥にある洞雲庵が使われます。
晴れていると露地を通って貴人口から、雨の場合は渡り廊下から入室します。
8畳間で床の間の右手に持仏堂があります。
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