京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
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Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
2012 10/14の拝観報告5(醍醐寺)

写真は、紅葉の弁天堂周辺
醍醐車庫見学会では、醍醐三宝院の無料拝観券がいつも付いてきます。
これを使ったことがなかったので、行ってみようと思っていました。
見学会終わりで13:30。
そして醍醐コニュニティーバスに直行です。
醍醐寺に行く4系統は、毎時10分と40分発なのです。
これは最初から頭にありました。
無事13:40に乗れました。
子供の車庫見学会が30分で終わるや否や醍醐寺へ・・・長男が”特別背任罪”という言葉を知らなくてよかったです(笑)。
妻に告訴されたら有罪になるところでした(公判開始から結審まで、数秒です(笑)・・・どこの家庭もそうか)。
醍醐寺前に到着したら、まずは帰りのバスチェック。
毎時15分と55分です。
その後、醍醐寺に向かいます。
三宝院は後にして、まずは金堂、五重塔に向かいます。
ここは自腹(600円)です。
1つショウモナイ情報です。
国宝の醍醐寺五重塔は、その立地上、西→東方向からしか全体の撮影は困難です。
ですからきれいな五重塔が撮影したければ、”午後”に行くべきです(午前中は逆光です)。
さらに奥の弁天堂付近の写真が上ですが、既に紅葉が少し始まっていますね。
いよいよまた来ますね、あの季節が。
楽しみです。
最後に三宝院です。
ここは今、本堂などが整理中で公開されていません。
宸殿も入れないので、醍醐棚も見られません。
表書院までですので、普段の半分以下。
要注意です。
帰りもしっかり15:15ネライで乗車し、地下鉄で帰宅しました。
長男くん、お疲れ様でした!
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桃さまの日程案1 10/27(土)

写真は、東福寺の仏殿
桃さまからの御相談の概要は以下の通りです。
訪問期間:10/27(土)10:00~10/29(月)21:30 但し10/28は1日予定あり
宿泊先:蹴上周辺
拝観希望場所:東福寺、南禅寺 天授庵、僕からの提案で泉涌寺 舎利殿。
ベースは、1ヶ所をじっくりゆっくりと見たい。
また、10/28か10/29の朝に座禅を体験したい。
回答
JR奈良線で京都駅~東福寺駅→東福寺 通天橋→方丈→光明院(同聚院、霊雲院、芬陀院などもあり)→例の近道→泉涌寺 舎利殿→御座所→雲龍院→例の近道→京阪電車で東福寺駅~出町柳駅→四君子苑→京阪電車で出町柳駅~三条駅→地下鉄東西線で三条京阪駅~蹴上駅→南禅寺 天授庵→ホテル
講評
東福寺の通天橋、方丈、光明院はおすすめです。その他は下調べでの雰囲気で選んでください。
泉涌寺の舎利殿は、翌日までです。御座所や雲龍院はおすすめです。
今熊野観音寺や来迎院は東福寺と同様で、下調べでの雰囲気で選んでください。
この2つでどこまでかかるかは不明です。
早い方なら午前中で終わるでしょうし、本当に全部をゆっくり見ているとこの2つで夕方でしょう。
一応、この後もあります。
四君子苑ですが、参観料が2000円です。
しかしそれに見合う見事な庭園と数寄屋建築です。
参観は15:00までなのが注意点です。
個人的にはかなりおすすめです。
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大徳寺21 特別拝観11 孤篷庵2 直入軒 山雲床

写真は、玄関
ここからは、2012年4/27のNHKカルチャー「茶室探訪 ~茶の湯空間の美~」の講座での訪問です。
一般には2014年9/28~10/9に公開されました。
前述のように忘筌席の前庭は、縁側の上半分に障子が張ってあるのでほとんど下しか見えないです。
しかしこの前庭は、本当はもっと大きくきれいです。
この全景は忘筌席のさらに奥にある書院からはよく見えます。
忘筌席の左手奥に進み、書院に入ります。
ここが書院の直入軒(じきにゅうけん)です。
ここからなら、忘筌席からは見えなかった書院前庭が一望できます。
この書院前庭を忘筌席は西向きに見ており、直入軒は南向きに見ることになります。
きれいな苔に見事な松、忘筌席からは計り知れない大きさの庭園です。
赤砂で琵琶湖を表現しています。
そしてさらに右奥にお茶室の”山雲床(さんうんのじょう)”が隣接します。
4畳半台目で、あの密庵席とほぼ同じ(密庵席は右手の壁の部分にも床の間がある以外はほぼ同じです)。
給仕口などの障子の桟が2重になっており、吹き寄せといいます。
これは非常に格式の高い造りだそうです。
しかし一方で壁は土壁、床柱は丸太と質素な造りの部分もあり、造作が一定していない面白さがあります。
貴人口の外には、布泉の蹲踞があります。
最後は方丈に戻り忘筌席から方丈の裏を通り、最初庫裏に戻ってきます。
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