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2012 10/13の拝観報告4(三十三間堂 東山区民ふれあい文化財鑑賞会)


写真は、三十三間堂の全景

今回も「東山区民ふれあい文化財鑑賞会」の続きです。
対象4寺院の拝観が、事前申込制で1200円で拝観出来る企画です。

泉涌寺から京阪電車の東福寺駅に戻り、1駅の七条駅で下車しました。
個人的にはどうにもバスは避け勝ちです(笑)。

向かったのは三十三間堂です。

三十三間堂は最早言うこともありません。

ここにきて思うのは、国宝が1つもない県がざらにある中で、十一面千手千眼観世音の中尊のみならず前に居並ぶ二十八部衆像すべて、さらに風神、雷神像が国宝って・・・どうかしてます(笑)。

だんだん国宝の価値が麻痺してきますね。

何度行っても圧巻です。

ここはさすがに是非行ってみてくださいというよりは、既に行かれた方の方が多いでしょうか。

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狛犬好きさまの日程案1 11/23(金 祝)


写真は、2011年11/28 北野天満宮 御土居の紅葉

狛犬好きさまからの日程相談の概要は、以下の通りです。

日程:11/23(金 祝)午後~11/25(日)

宿泊先:11/23が祇園周辺、11/24が京都駅周辺

拝観希望場所:鞍馬・貴船1dayチケットを利用した日程+蓮華寺、東福寺・通天橋、天得院、泉涌寺・雲龍院、大徳寺・芳春院、興臨院、北野天満宮・御土居、龍安寺
時間があれば、嵐山(天龍寺、宝厳院、弘源寺、竹林の道、厭離庵、二尊院、常寂光寺)。

回答
12:00頃、京阪電車の祇園四条駅~三条駅→地下鉄東西線で三条京阪駅(前から4つ目の扉から乗車 この注意点の意味が知りたい方はココ)~烏丸御池駅(烏丸線に乗り換え)~北大路駅→市バス1系統101系統、102系統、204系統205系統206系統で、北大路バスターミナル~大徳寺前→大徳寺 芳春院興臨院→市バス101系統204系統205系統(1系統、206系統は止めた方がいい)で、大徳寺前~千本北大路→市バス59系統で千本北大路~竜安寺前(多分、きぬかけの路が結構渋滞)→龍安寺嵐電の龍安寺駅~北野白梅町→市バス203系統(北野白梅町交差点の北東側にある203系統の停留所であれば、どの系統でもOK)で北野白梅町~北野天満宮前→北野天満宮→市バス203系統で、北野天満宮前~出町柳駅→京阪電車で出町柳駅~祇園四条駅→ホテル

19:00頃から、アマデウス会の夕食会!(ココ大事(笑))。

講評
この時期は非常に混雑するので、出来るだけバスは回避したいところです。
しかし大徳寺から龍安寺まではバスを使わざるを得ないでしょう。
その際の千本北大路から竜安寺前までのバス、特に金閣寺道以降のきぬかけの路は渋滞で結構時間を取られると予想しています。

龍安寺の次は北野天満宮ですので、ここの帰路は嵐電を使いたいです。
恐らく59系統で西大路通に出るのは至難の業でしょう。
ただし龍安寺から嵐電の龍安寺駅までが一本道ではないので、事前にチェックが必要でしょう。

北野天満宮の紅葉は例年遅めですので、この日程では早い可能性があります。

帰路のバス、北野天満宮~出町柳駅間も結構渋滞するでしょうね。

最後に市バスはこの日程だと計5回乗車しますので、市バス1日乗車券がお得です。

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大徳寺16 特別拝観7 真珠庵 


写真は、方丈前庭。

一休禅師(一休さん)の庵です。
毎年GWと11月上旬の10日ずつぐらい公開があります。
拝観料は800円です。

表門を入って前庭を進むと左手に庫裏があり、正面に方丈の玄関があります。
左手に方丈、正面に方丈前庭があり、大きな松が中央にあります。
襖絵は方丈に向かって左の礼の間が四季山水図、その奥が大書院で破墨山水図、中央手前が室中で四季花鳥図。
ここまでは曽我蛇足筆。
室中の内陣には一休禅師像がお祀りされています。
方丈右手は後から増築された部分で、襖絵は右手前の檀那の間が商山四皓図、その奥が衣鉢の間で蜆子猪頭図で、長谷川等伯筆です。
しかし2018年には漫画家の北見けんいち氏、映画監督の山賀博之氏、日本画家の濱地創宗氏、美術家の山口和也氏、イラストレーターの伊野孝行氏や上国料勇氏らの現代の襖絵を新調されました。

方丈東庭は村田珠光作の七五三庭園で、庭石が縁起のいい奇数の7、5、3に配置してあります。
また庭園の端には村田珠光愛用の手水鉢や紫式部産湯の井戸もあります。

一休禅師の肖像は2010年11/3に野生のアライグマに穴を開けられたため、修復後はガラスの額に入って展示してありました。

次に方丈から隣の棟に移動します。
書院 通仙院は御所にあった化粧殿(けわいどの)を移築したもので、意匠が女性的です。
まずは6畳の間があり、襖絵は狩野元信の山水図です。

その奥には附属する茶室 庭玉軒があります。
通常外にある蹲踞にも屋根があり、屋内のようになっています。
これを内蹲居(うちつくばい)といいます。
北国産まれの金森宗和が造ったため、雪を避け水が凍らないようにするためです。

茶室は奥で通仙院の6畳間とつながっており、2畳台目の内部が見えます。
6畳間の襖絵は、狩野元信の西湖図です。

最奥まで来たので、反対から方丈に戻ります。
6畳間、3畳間、6畳間と真っ直ぐに並んでおり、最後の6畳間の納戸の間には土佐光起の金碧花鳥図があります。

方丈に戻ると方丈裏には大書院と前庭があり、方丈を1周して終了です。




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