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2012 10/13の拝観報告2(寶樹寺 東山区民ふれあい文化財鑑賞会)


写真は、本堂前庭

この日の午前中は長男くんの幼児教室(僕は待ち時間に曼殊院へ(笑))でした。
2人して12:30頃帰宅。
次男くんは風邪でダウンですが事前の計画通り、すべてを置き去り!?にして1人拝観です。

この日は8月末に申し込んだ「東山区民ふれあい文化財鑑賞会」です。
4か所で1200円、しかも”あの場所”の先行公開もあります。
いやむしろ今回は、そのために申し込んだと言っても過言ではないです。

4か所のどこから行ってもいいので、最初から第1目的の場所、寶樹寺に京阪電車で向かいました。
しかし「自転車もご遠慮願います」の注意書きは個人的にはイタかったですね。

予め郵送された用紙を提出し、1200円を支払うと、スタンプ台が貰えます。
これに順に押印して頂きながら、これが拝観証になります。

ここは11月の非公開文化財特別公開で公開されますが、一足先の予行演習!?です(笑)。

見たままですが、伽藍は本堂のみで、寺宝の展示です。
ここで詳細を書くと本編で書くことがなくなるでの、止めておきます。

まあ内部は小さいので説明を聞いても30分ぐらいでしょう。

そしてその本編は大徳寺の途中ですが、明日10:00に掲載しますね。

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大徳寺15 特別拝観6 興臨院 


写真は、方丈前庭

元々は能登の守護職である畠山義総(よしふさ)が建立したものだったのですが、畠山氏の没落後は加賀の前田家の菩提寺になっています。

通常は非公開ですが、春と秋に比較的長期の特別公開を行われています。
拝観料は600円ですが、黄梅院、興臨院と3つセットで1500円でした。

創建当時からの表門が、すでに重要文化財です。
表門を入った正面に唐門、右手に庫裡があり、庫裡で拝観料600円を納めます。

まずは玄関を入って左手の方丈です。
方丈表の真ん中の部屋(室中)は響き天井で、1人で手をたたくと非常に響くそうですが、室内は入れませんでした。

また方丈裏の書院の床の間の床框(とこがまち)が蹴入み式になっており、床の間形式の初期のものといわれています。
またここには谷文晁の掛け軸もありました。

方丈の前庭は昔あった枯山水庭園を中根金作が復刻したもので、蓬莱世界を表現しています。
方丈を1まわりすると、茶室の涵虚亭(かんきょてい)があります。
涵虚亭は躙口の横に貴人口が併設される古田織部好みのお茶室です。
4畳台目(4畳+3/4畳)で、給仕口から入ってすぐの床に隅板が敷かれてます。
こうすることで、給仕の方(半東)がここに控えていても邪魔にならないそうです。

利休忌
利休忌の際は涵虚亭につながる廊下を左折せずに、まっすぐ進んだ庫裡にある比較的新しめの8畳間2つで呈茶があります。
臨時会費は2000円で、お薄2服でした。




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