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2012 10/13の拝観報告5(法住寺 東山区民ふれあい文化財鑑賞会)と、今日の顛末・・・


写真は、阿弥陀堂前の庭園

今回も「東山区民ふれあい文化財鑑賞会」の続きです。
対象4寺院の拝観が、事前申込制で1200円で拝観出来る企画です。

三十三間堂を後にして、東隣りにある養源院のそのまた南隣りにある法住寺に向かいます。

ここは今年の春の非公開文化財特別公開で公開されました。
その時は庭園の撮影も禁止でしたが、やはり今回のように規模が小さくなると大丈夫ですね。

内部の様子は今春と同じです。
かつての大寺院も今はこじんまりです。

既に本編もありますので、詳細を知りたい方は、
法住寺
を参照してください。

しかしここの伽藍内部は、昨年の10月ぐらいに独自開催で公開されていました。
実はそれ程珍しくないのではないかと思います。

ここでこの日は終了し、京阪電車の七条駅に戻り、帰宅しました。



ところで、話は今日に戻ります。
今日の午前中は長男の幼児教室。
授業が終わって出てきた長男、いつもは跳びつかんばかりの勢いで来るのに今日はトボトボ。
様子がおかしい!
よく見るとしんどそう・・・さわると熱い!
先週の次男に続き、今週は長男が発熱です。

午後からの”小人の捕獲”は、あえなく延期になりました(笑)。

のみならず、明日のアウトドアクラブもムリ!
とういうわけで、京極堂さま、2級のほうさま、うちは明日欠席です。

まあ替わりと言ってはなんですが、午後からは次男と写真がもひとつだったところの撮影に行ってきました。

その模様も後日少しだけ。

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狛犬好きさまの日程案2 11/24(土)


写真は、2011年 蓮華寺の紅葉

狛犬好きさまからの日程相談の概要は、以下の通りです。

日程:11/23(金 祝)~11/25(日)

宿泊先:11/23が祇園周辺、11/24が京都駅周辺

拝観希望場所:鞍馬・貴船1dayチケットを利用した日程+蓮華寺、東福寺・通天橋、天得院、泉涌寺・雲龍院、大徳寺・芳春院、興臨院、北野天満宮・御土居、龍安寺
時間があれば、嵐山(天龍寺、宝厳院、弘源寺、竹林の道、厭離庵、二尊院、常寂光寺)。

回答
京阪電車鞍馬・貴船1dayチケットで、祇園四条駅~出町柳駅→叡電で出町柳駅~鞍馬駅→鞍馬寺山道貴船神社→京都バス33系統→叡電で貴船口駅~岩倉駅→京都バス21、23、24系統で岩倉駅前~岩倉実相院→岩倉実相院→京都バス21、23、24系統で岩倉実相院~岩倉駅前→叡電で岩倉駅~八瀬比叡山口駅→瑠璃光院→叡電で八瀬比叡山口駅~三宅八幡駅→蓮華寺→叡電で三宅八幡駅~一乗寺駅→詩仙堂圓光寺金福寺→叡電で一乗寺駅~出町柳駅→京阪電車で出町柳駅~三条駅→地下鉄東西線で三条京阪駅(後ろから4つ目の扉)~烏丸御池駅で烏丸線に乗り換えて~京都駅→ホテル

講評
鞍馬→貴船は出町柳駅~出町柳駅で2時間30分~3時間でしょう。
鞍馬寺の楼門はずっと空いているそうです。
ただし9:00より前に行くとケーブルカーが運行前です。
元々由岐神社経由で登る気なら関係ないですが。

以降の計画のすべてをまわるのは時間的に難しいかもしれませんので、適宜省略してください。

どの道この計画で十分1日ですね。

鞍馬・貴船1dayチケットは祇園四条駅発なら1,140円で、叡電全線が乗り放題な上に、鞍馬寺の愛山料、岩倉実相院、瑠璃光院、金福寺の拝観料が割引になります。

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大徳寺17 特別拝観8 聚光院


写真は、百積の庭
 
年1回秋に特別拝観をしています。
戦国武将、三好長慶の菩提を弔っています。
また千利休のお墓もあり、三千家歴代の墓所でもあります。

拝観料は800円です。

表門を入り、左正面に庫裏、左手奥に方丈の玄関があります。
この方丈玄関までの参道の左手に墓地への木戸がありますが、通常は非公開です。

方丈は向かって表に3部屋、裏に3部屋の計6部屋で、典型的な禅寺の方丈です。
向かって右手が礼の間(らいのま)で、客人を招き入れる部屋です。
ここの襖絵は父、狩野松栄の瀟湘八景図ですが、襖絵はここに限らずすべて複製です。

中央の室中は本尊がある方丈の中心です。
室中の襖絵は子、狩野永徳の花鳥図で、内陣小襖は松栄の蓮池藻魚図です。
この2枚はつながりがあり、正面から見ると花鳥図内の水面が、後にあり水面下を描く蓮池藻魚図の上縁にピタリと合います。
室中奥の仏間の中央には、開山の笑嶺宗訢和尚像、左に順に釈迦如来像、三好長慶像、千利休像が並んでお祀りされています。
向かって左手が檀那の間で、襖絵は永徳の琴棋書画図です。

方丈庭園“百積の庭”は苔一面に覆われており、白砂が敷き詰められた庭園ではありません。

方丈の裏に回ります。
檀那の間の裏側が衣鉢の間で、襖絵は竹虎遊猿図です。
2頭の虎と豹が1匹いますが、これは西本願寺の書院と同じく、当時豹は虎のメスと思われていたからです。
方丈裏左手の書院の襖絵は、伝雲谷等顔の瀟湘八景図です。

方丈の右手奥には、重要文化財の茶室 閑隠席と枡床席が隣り合わせにあります。
まず手前に6畳の間が隣り合わせにあります。
左手の6畳の間の奥に隣接して3畳の閑隠席があります。
水屋を挟んで、右手の6畳の間の奥に隣接して4畳と半畳の板の間になっている床の間からなる枡床席があります。

さらに茶室 閑隠席と枡床席の右隣に書院があります。
広い書院の襖絵は、千住博画伯の滝があります。
きれいなブルーと滝の白が印象的です。

利休忌の際には、墓地が開いています。




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