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2015 1/18の拝観報告3(竹林寺 太秦)

写真は、長者地蔵と釈迦如来坐像
龍安寺を出てきぬかけの道を戻り、仁和寺前から府道130号線をまっすぐ南下します。
花園駅前も直進して、少し奥のコインパーキングに駐車しました。
向かったのはさらに南にある臨済宗の竹林寺です。
朝に行ったのは円町にある浄土宗の竹林寺です。
こちらも以前にスーメテさまから伺っていたお寺でした。
長者地蔵にお参りできるということで、以前から行こうと思っていました。
今回9:00~龍安寺で、妙心寺は10:00~。
この間に時間が空くと踏んで、事前に9:30頃とお願いしていました(笑)。
詳細は今後の本編に掲載しますが、まあ小さなお寺ですので見所は本堂のBだけです。
まずは長者地蔵。
首の部分だけが新しいので、何らかの事情で後年に付け替えたものでしょうね。
御住職もそのような見解でした。
それと背後上方にある釈迦如来坐像です。
これも平安か鎌倉のものだそうです。
かなり重くて、1人では動かせないそうです。
さて御住職ですが、かなり気さくで面白い方です。
お寺の歴史を以前からちゃんと調べようと思っておられたのですが、延び延びになっていると。
我々のようなものがきていろいろお話していると刺激になる、と大変歓迎してくださいました。
いい意味で珍しいケースでした(笑)。
地蔵菩薩のお写真も当然OKどころか、「これでは見えにくいな」ということで垂れ幕までわざわざまくり上げて下さいました(笑)。
元々このあたりにあった地福寺が上京に移転したんですが、それが十二薬師霊場の地福寺だとか。
こちらも非常に勉強になりました。
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長香寺

写真は、鐘楼(左)と本堂(右)
徳川家康の側室おこちゃ(長香院)の本願により創建された寺院です。
アクセス
地下鉄烏丸線の五条駅の1番出口を出て、約200m直進します。
4筋目で2つ目の交差点になる高倉通を左折します。
そこからさらに約200m進んだ左手に長香寺の表門があります。
通常は非公開ですが、2014/10/11の浄土宗特別大公開で内部が公開されました。
表門を入るとまっすぐに石畳の参道を進みます。
すると正面奥に庫裏、左前方に本堂、左手奥に鐘楼があります。
本堂に入ります。
内陣中央には本尊の阿弥陀如来像がお祀りされています。
赤と緑がきれいな蓮弁と光背が印象的です。
内陣の手前左手にはおこちゃの方座像、右手には狩野永納筆の中井正清画像が展示されていました。
本堂左手奥には開山の称阿上人像、その前には重文“絹本着色観経十六観変相図”の写真がありました。
本堂左手には法然上人像と善導大師像が、本堂右手には地蔵菩薩像がお祀りされていました。
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