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2015 1/18の拝観報告10 最終(大通寺)
写真は、護摩堂の不動明王像。
この日最後は東寺の南にある、大通寺です。
こちらは鎌倉幕府3代将軍 源実朝公をお祀りしておられ、実朝公像があります。
実朝公像は、昨年の”京へのいざない”に出ていたので、見られた方も多いでしょう。
まあその実朝公像を現地でお参りしたということです。
まず最初にスーメテさまからかねがね1/27に大通寺で実朝忌をしているらしいという情報を伺っていました。
しかし調べてみると近年行われた形跡がなかったので、直接電話でお伺いしてみました。
すると昨年の夏ごろに御住職が替わられたばかりで、先代住職も晩年は実朝忌が出来なかったので、ここ数年は行われず終いになっていたそうです。
準備が出来たらまた再開もしたいそうですが、現時点ではまだということでした。
しかし昨年12月に実朝公像が大通寺に戻ってきているので、良かったらお参りにいらっしゃいと行って頂いたので、この日に予約して参りました。
御住職は非常にマジメそうな方でした。
基本拝観はお断り、お参りならいいですとおっしゃっておられました。
お参りの詳細は今後の本編で。
本堂の中央には本尊の宝冠釈迦如来像が。
そして左手の脇壇にあの実朝公像がお祀りされていました。
こうして至近距離で見ると結構大きかったです。
その他大通寺の歴史についてもお話して下さりました。
かつては今の梅小路公園あたりにある巨大寺院だったんですね。
それが明治時代の国鉄事業で境内を明け渡し、今の地に移ってきたそうです。
その際に元の鎮守社だけはその地に残り、それが今の六孫王神社なんですね。
こうしていろいろまわると、別々に認識していた寺院がつながってくるところが非常に面白いですね。
この日はこれで終了。
16:00前に帰宅しました。
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善想寺
写真は、本堂
善想寺(ぜんそうじ)は四条大宮付近にある浄土宗寺院です。
アクセス
堀川三条のバス停で下車して三条商店街とは反対側に進みます。
1本先の六角通を西へ入ります。
約300m先、4つ交差点を過ぎた左手に善想寺の表門があります。
表門の前の右手に地蔵堂があり、中には泥足地蔵尊がお祀りされています。
表門を入ると右手前に庫裏、右手奥に本堂があります。
通常はここまでです。
正月の1/1~1/7、春彼岸の3/18~3/24、お盆の8/10~8/16、秋彼岸の9/20~9/26は本堂、地蔵堂内部と石仏阿弥陀如来に、毎月23日は地蔵堂内、石仏阿弥陀如来にお参り出来ます。
地蔵堂内部には表門内部の右手から入れます。
しかし地蔵堂内部に入ると泥足地蔵菩薩が正面から見えないので、外から見る方が見やすいです。
泥足地蔵には逸話があります。
田植えの頃、ある農夫が腹痛のため田植えを出来ずにいました。ところが翌朝田んぼに行くと田植えが終わっていたそうです。
周囲の人によると1人の僧が田植えをして帰ったと。
地蔵尊にお参りに行くと、腰から足にかけて泥がたくさん付いていたというお話です。
庫裏の左手から本堂に入ります。
本堂の内陣中央には本尊の阿弥陀三尊像がお祀りされています。
左の脇壇にも阿弥陀三尊像がお祀りされていますが、こちらは三尊に大きな後背が1つの善光寺式です。
右の脇壇には阿弥陀三尊像、法然上人像と善導大師像がお祀りされています。
境内に入って正面の奥に墓地があり、墓地に入ってすぐの右手に石仏阿弥陀如来がお祀りされています。
2019年の京の冬の旅で特別公開がありました。
上記本堂内と地蔵堂も公開されました。
その際は地蔵堂の地蔵菩薩像が、見やすいように移動してありました。
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