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2015(平成27)年 第40回 京の夏の旅の速報


写真は、大覚寺の秩父宮御殿。

この数日京都は寒さも和らぎ、春の息吹を少し感じられました。
しかしこのブログの話題は春を通り越して、早くも真夏です。

この夏の京の夏の旅の詳細をWAN初代から教えて頂きました。

基本的な日程は、7/11(土)~9/30(水)です。

さて個々の細かい評価は今後の分析に委ねるとして、今回は速報と感想だけ。

分類の解説

頻度の分類
A:普段から拝観しており、寺宝の特別公開
B:1年で3回以上、特別拝観があるところ
C:1年に2回は定期的な特別拝観があるところ(主に春と秋)
D:1年に1回は定期的な特別拝観があるところ
E:数年単位でしか特別拝観がないところ

拝観エリアの分類
1:通常拝観と同じ
2:通常拝観では入れない一角が公開される
3:普段は全く拝観謝絶

E-3 南禅寺 大寧軒
C-2 宝厳院 本堂 書院
E-2 大覚寺 秩父宮御殿
E-3 生谷家住宅
A-1 上賀茂神社 本殿 権殿
B-2 下鴨神社 本殿 大炊殿 神服殿
B-2 有鄰館 日本館

大寧軒はイベントの一環として入れることもありますが、一般公開は2011年の京の夏の旅以来です。
宝厳院は通常非公開ですが、春と秋の長期の公開をしています。さらに本堂は別料金で同時に公開されていますが、書院はレアではないでしょうか。
大覚寺 秩父宮御殿は、朱塗りの霊明殿の向かって左手にあります。一般公開は2010年の京の夏の旅以来です。
生谷家住宅は、烏丸鞍馬口周辺にあります。

2013年5月の修理直後に一般公開されたり、年に2回ぐらいイベントで公開されたりしています。
有鄰館 日本館は普段から一月、八月を除く毎月第一、第三日曜日の正午~午後三時半まで公開されているそうです。
上賀茂神社と下鴨神社はレギュラーです(笑)。

昨年の見どころは「巨大な1つ」でしたが、今年は「中ぐらいを複数」といったラインナップですね。

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喜運寺


写真は、弁天堂

喜運寺(きうんじ)は馬町の正林寺の境内の中にあり、五条通にあった弁財天がこちらに移してお祀りされています。

アクセス
東山五条を約150m南下した最初の信号が馬町の交差点で、東大路通が渋谷通と交差します。
渋谷通を左折して緩やかな坂を約400m登ると、右手に大きな門があります。
これが正林寺の表門です。
表門を入り、石畳の参道の突き当りを右手に進みます。
保育園の門扉を開けて入ると、正林寺の鐘楼の左手、境内の真正面突き当りに喜運寺の表門があります。

表門を入ると左手に本堂がありますが、背後を向いているので正面に回り込みます。
この本堂の向かい側に弁天堂があります。
この弁天さんは戦時中まで五条坂にあったのですが、強制疎開でこちらに移されたそうです。
お厨子は閉まっていますが、正月3が日は開扉されるそうです。

2014年10/8の浄土宗特別大公開で本堂内部が公開されました。
本堂内陣中央に本尊の阿弥陀如来像がお祀りされています。
当日本堂の周囲には般若心経、チベットの仏画や白字三尊などが展示してありました。
白字三尊は背景が米粒ぐらいの字で書かれており、書かれていない白い部分が文字になって浮かんでいます。

2015年10/10の浄土宗特別大公開では、故 蟹江廣吉氏の墨像「般若心経」の襖絵が本堂に展示されていました。
般若心経の1文字1文字に羅漢さんのような顔が描かれていました。
またこの日は弁天堂が開扉されており、弁財天像にお参り出来ました。

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