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西国街道ひな人形めぐり


写真は、富永屋の外観

西国街道とは東寺から西宮に至る江戸時代の幹線道路です。
久世、向日市、長岡京市のあたりを通っており、向日市や長岡京市辺りでは今の府道67号線になります。
一部は当時の旧道も残っています。
その西国街道の阪急の東向日駅から長岡京市の一文橋までの区間で、3/1~3/5にひな人形を展示するイベントが開催されます。

道沿いのお店などに手作りのひな人形や古いひな人形が展示されます。

特に見所なのは、向日神社の向かい側にある富永屋や、中小路家住宅でしょう。
中小路家住宅については、別記参照してください。

富永屋
江戸時代から街道沿いの宿場や料理屋として営業しており、日本地図を作った伊能忠敬も測量中にこちらに宿泊したそうです。
現在では地域の交流スペースとして活用されており、西国街道ひな人形めぐりでは100円で内部のひな飾りを見学出来ます。

表門を入ると左手に玄関があります。
玄関で参観料100円を納め、由緒書きを頂きます。
入ってすぐは昔 土間だったのでしょう、広いスペースになっており、右手の座敷に上がります。
座敷には御所人形や御殿飾りのひな人形などが飾られています。
さらに土間に戻り、奥にも入れます。
奥への途中の廊下には、これらの人形を片付ける大きな長持があります。
さらに奥にはおくどさんがある土間があります。
しかし2019年の夏に取り壊しが決まったそうです。

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