皿尾城の空の下

久伊豆大雷神社。勧請八百年を超える忍領乾の守護神。現在の宮司で二十三代目。郷土史や日常生活を綴っています。

海の見える道の駅にて

2017-04-05 22:58:31 | 物と人の流れ
伊豆の旅に立ち寄った、道の駅。伊東マリンパーク。火曜日の午後でしたが、沢山の人で賑わっていました。先日テレビの特集にて豊島区の公衆トイレ浄化作戦を見ましたが、公共のトイレの良し悪しで、人の流れが変わると言います。幸せの黄色いトイレが印象的でした。食べると幸せになるアイスクリームも販売しています。食べて不幸になるものはあまり聞いたことがありませんが。小売業での集客のセオリーが読み取れます。①新しい施設(スクラップ&ビルド)②テナント出店(専門性は個店に任せる)③買い回りと居心地の良さ(駐車場の整備と店内音楽照明など)
道の駅の運営主体がどこかわかりませんが、ひとを集める力がありました。
やはり小売業は自由競争の激しい業界です。変化に対応できなければ生き残れないと痛感します。
遡って、熱川温泉で泊まった宿は設備も新しく岩盤の上に立つ絶景の宿でした。海岸に降りる途中数件の廃業した旅館を目にすると、自由競争の厳しさを痛いほど感じます。勿論誰しもお金をかけたぶんだけより良い旅を味わいたいと思うでしょう。その一方で採算性の取れないしせつが廃業し、建物もそのままになっている風景を観光地で度々目にします。全国の空き家問題と共通する問題です。
コメント
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