皿尾城の空の下

久伊豆大雷神社。勧請八百年を超える忍領乾の守護神。現在の宮司で二十三代目。郷土史や日常生活を綴っています。

SSとCVS

2017-11-01 22:11:53 | 物と人の流れ

私の住む北関東は総じて車社会と言えるだろう。平野部にしろ山間にしろ移動の手段は車が中心で、かつて栄えた鉄道はワンマン運転になったり、廃線になったところもあるのだろう。毎日職場まで片道約35キロ。ガソリンの給油をしようとすると、意外と少ないことに気づく。特に早朝6時に家を出、ガソリンが少ないことに気づくと気が焦ってしまう。焦りは緊張を生み、緊張は疲労を生む。そして疲労は事故を招く。余裕を持った給油を心掛けたいものだ。今朝方出発そうそう給油ランプが点灯し、ハラハラしながら利根川を越え、新三国橋を渡り、古河に入ってすぐのガソリンスタンドにたどり着くことができた。24時間営業のスタンドで、本当に助かった。
 ところでガソリンスタンドは全国でどれくらいあるのだろう。そもそもガソリンスタンドは和製英語らしい。またサービスステーションとの呼称からSSと略されたりするようだ。現在の総数は約31500店そのうちセルフ式のスタンドが約10000店。セルフ式が圧倒的に伸びてきているそうだが、高速道路を中心にまだ有人のスタンドの方が多いようだ。但し給油所の総数のピークは2000年の5300店から半減したような状況だ。
 
 一方のコンビニ。販売店の略はCVS。毎日欠かさずよってしまう。昨日会社の近くにあるYデイリーストアに行ってみると、店内でパンを焼いていた。
毎日のように新しい商品と、情報があふれている。今ではすっかり大手3社に集約されてしまった感がある。個人的にはセーブオンが好きだったのに。
コンビニの数は飽和状態と言いながら約55000店。オセロゲームのように各社で出店を競い合っている。
 ちなみに全国の神社の総数は約80000社。こちらの方が圧倒的に多い。
必要だから数が増えるとは限らないのだろうか。経営的にガソリンスタンドは初期投資に金がかかり(タンクや設備の設置)挙句に価格競争で利益が出にくいのでやめる人は多いが、始める人は少ないという。燃費の向上と電気自動車の開発で、将来性を不安視する向きもあるのだろう。
 目先のもうけやすさで飽和しているコンビニと、必要があるのに減りゆくSS。
なくなって困るのはどちらなのだろう。
コメント
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