皿尾城の空の下

久伊豆大雷神社。勧請八百年を超える忍領乾の守護神。現在の宮司で二十三代目。郷土史や日常生活を綴っています。

埼玉から始めよう

2017-11-15 00:13:08 | 物と人の流れ
昨日11月14日は埼玉県民の日でした。中学、高校までは大手を振って休めましたが、会社勤めだとそうはいきません。今年はたまたま家族そろって休みがとれましたので、近くを満喫、長瀞巡りに出掛けました。埼玉自然の博物館は県の運営で、県民の日は入館無料です。おかげで館内は家族連れでごったがえしていました。動物や地層の解説など、静かな時に落ち着いて見たいと思います。やはり古代における東京湾の進退により、埼玉の地形は大きく変化してきたことがわかります。
上長瀞から石畳を歩くと、川下りの船が間近に見られます。


]小学校以来宝登山ロープウェイに乗り、宝登山神社奥宮に参拝できました。
この様子はまた改めて書きたいと思います。見事な紅葉に巡り会えとても思い出に残る1日となりましたが、埼玉について、昨日のラジオの話が耳に残っています。埼玉の人口は約730万人。東京圏として高崎、宇都宮線、東武東上線、川越線といった東京へのアクセスの線における都市間の交流は盛んだが、横の繋がりが少ないそうです。かつての日光街道、中仙道、川越街道を始めとした江戸を中心とした経済と文化の流れが、いまだに続いている。近年ようやく外環道が開通し、人とものの流れが少し変わる可能性が見えてきたそうです。そこでイノベーションが起きれば、埼玉も大きく変わるかも知れません。イノベーションとは知の探求。埼玉の人が埼玉を知らずしてどうする!そんな事を感じた貴重な県民の日になりました。
コメント
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