東京はじめ各地に緊急事態宣言が発令される中、週半ばには地元小中学校の入学式始業式を迎えました。三月当初に政治判断で学校が休みとなり一か月以上経ちますが、感染拡大の流れは断ち切れず、年度初めの学校行事も例年通りに行うこともかなわず、縮小の上入学式の後すぐにまた先の見えない休みに入っています。
入学式に当たり新入生の気持ちはどうだったのでしょうか。例年の入学式でも希望と共に多少の不安を抱えて新たな門出を迎えるものですが、今年に限って言えばいっそう不安な時間を過ごしているでしょう。少しでも早く疫病が収束し、普段の社会生活が取り戻されることを願っています。
今年の小中学の入学式では感染防止も踏まえて保護者についても1名までの参加に限るとされたようです。子供の成長の節目に立ち会えない親が多数出ることになってしまったことは残念なことです。
中三にになる長女は、在校生を代表し入学式に参列して歓迎の言葉を読ませていただきました。二年前ひと学年一クラスの小学校から中規模4クラスの中学校へ進学する時には、不安で泣き出しそうだった長女が立派に成長し、新入生を迎える立場になったことは本当に嬉しい事です。これからも自分の道を自分で切り開けるよう努力を重ねてほしいと思います。
入学式の挨拶には桜の景色が似合います。儚く散りゆくも人の心に残るものです。不安を乗り越え多くの新入生がこの春の思いを大切に未来へはばたくことを願っています。