6月5日、関東地方が梅雨入りする前日に加須市テニス大会「梓杯」へ出場しました。行田、羽生、加須、久喜、蓮田と埼玉東部の広域の限定大会です。約50チームが3チーム総当たりのグループ予選を経て、決勝トーナメント16チームを争います。
予選は4ポイントワンゲームの5ゲームマッチ。3ゲーム先取すれば勝ちです。同級生と組んだ2年生チームながら予選は一ゲームも落とさずストレートで決勝に残れました。応援に駆けつけたのは予選の二試合目から。
7ゲームマッチとなる決勝トーナメント初戦を突破し、準々決勝は格上の三年生チームを2ゲームとられながら逆転で勝利し、準決勝へ駒を進めました。
午後になるとやや風も強くなり、ファーストサービスの決定率も下がります。ストロークでも風に流されて打ち難そうでした。準決勝は破れましたが、相手のマッチポイントを2度凌いだのが印象に残りました。
コート内に唯一入れるのは高校生の外部コーチでした。コーチが自分の事以上にコートに立つ二人に対し、冷静で熱い言葉や指示を送ってくれたことに感動を通り越して、尊敬の念を覚えました。またそうしたコーチを招聘した監督(部活動顧問の先生)の人を見る目、信頼して任せるところにも指導力を感じます。素晴らしい先生です。
試合最後の指示は「ここまで来れば、自由に思いきってやってきな!!」
序盤の技術的指導、メンタルコントロール。相手との駆け引きの指示の先には本人たちの能力を信じ、任せ、次に繋がるゲームとなるような組み立てが感じ取れました。
三位の表彰を受け非常に嬉しそうでした。ただし、今回の大会で今のペアは一旦解消し、チーム内で組み替えて次の大会へと向かうようです。個人としての成長、チームとしての成長、団体戦を見据えたチームバランス。様々な要素を勘案し監督である顧問の先生が判断しています。勝つこと、結果を残すことは需要です。でもその過程自体により注目しています。私は保護者として、息子やチームの選手のファンとしてサポートしていきたいと思っています。
頑張れテニスの王子様!!頑張れ我ら忍中庭球部!!