
梅は食うとも核食うな
このあとには「中に天神寝てござる」と続きます
天神は平安時代の貴族、学者だった学問の神様菅原道真公のことを指します。右大臣まで昇進しながら、藤原家の讒言により太宰府に左遷され、失意のうちに他界します。その地で呼んだ歌が有名な
「東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 主なしとて 春なわすれそ」の歌で


そのため梅の核の中には天神さまが休んでいらっしゃるといわれ

「核を食べると罰があたる」「核を食べると文字を忘れてかけなくなる」などど伝えられてきました。


梅の中毒は未熟な梅を食べたときに起こしやすいのでそれを戒めるものとして
「入梅前の梅を食べるな」ともいいます。

きれいな花にはとげがあり、体によいはずの梅の実も場合によっては毒になる。
先人の知恵は確かに現代まで伝っています
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