例大祭を前に、社殿清掃をしました。この時期拝殿の軒下はどうしても蜘蛛の巣が張ってしまい、時間をかけて払っていきます。本務社と言えども、なかなか普段本殿の隅々まできれいに掃除することもできず、大祭の前には時間をかけて掃除するようにしています。現在の社殿は昭和六年の建立ですので、築85年になると思われます。建設時の写真が残っています。米俵が三俵奉納されており、今でも正面に同じように供えられています。
大雷神社脇に彫られた風神、雷神です。神社彫刻を見るたび、当時の人たちがどんな思いでいたのかを考えるようになりました。
平成八年に奉納された手水舎です。柄杓を受ける竹筒を氏子の方が毎年改めてくれています。青々とした竹の色が手水に映り美しく感じます。
こちらからお願いする事はありません。ただ、氏子の方が自然とやっていただいています。お礼に声かけてお茶を出すと、ただ自分ができることはしたいからと話してくれました。昭和11年生まれの方です。大工をやっていて、近所に頼まれればまだ仕事をされています。亡くなった父より、一つ早生まれの82歳です。
『宮司も大変だな』と笑って話してくれました。私が世襲ながら小さな農村部の神職を務めている理由はここにあります。例え少なくても地域の社に心を寄せてくれる人がいる限り、祭祀に勤しみたいと思っています。
大雷神社脇に彫られた風神、雷神です。神社彫刻を見るたび、当時の人たちがどんな思いでいたのかを考えるようになりました。
平成八年に奉納された手水舎です。柄杓を受ける竹筒を氏子の方が毎年改めてくれています。青々とした竹の色が手水に映り美しく感じます。
こちらからお願いする事はありません。ただ、氏子の方が自然とやっていただいています。お礼に声かけてお茶を出すと、ただ自分ができることはしたいからと話してくれました。昭和11年生まれの方です。大工をやっていて、近所に頼まれればまだ仕事をされています。亡くなった父より、一つ早生まれの82歳です。
『宮司も大変だな』と笑って話してくれました。私が世襲ながら小さな農村部の神職を務めている理由はここにあります。例え少なくても地域の社に心を寄せてくれる人がいる限り、祭祀に勤しみたいと思っています。
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