皿尾城の空の下

久伊豆大雷神社。勧請八百年を超える忍領乾の守護神。現在の宮司で二十三代目。郷土史や日常生活を綴っています。

じゃがいもか馬鈴薯か

2022-04-21 21:05:22 | 食べることは生きること

弥生に植えたじゃがいもの芽が出ている。今年は早めに植え、芋掘りを迎えるのを楽しみにしている。
馬鈴薯は江戸時代16世紀末に日本に伝わったといいます。「馬鈴薯」とは中国語の表記ですが、本場中国では違うものを指すようです。馬の首につける鈴ににていることから名前がつけられたといいます。

一般的には「じゃがいも」と呼びますね。馬鈴薯と名付けたのはある学者立ったそうですが、もともとは「ジャガタラ芋」と呼ばれていました。ジャガタラから伝わった芋。現在のインドネシアの首都である「ジャカルタ」のことです。
伝わった国の名をつけることはよくあることのようで、「カボチャ」の語源はカンボジアであることはよく知られています。
じゃがいもの産地と言えば北海道ですがその出荷量は78%近くになるそうです。産地を南から北へと移しながら季節を問わず一年を通して食卓に並びます。もっとも知られた銘柄である男爵芋は明治の末期北海道の農場主川田龍吉男爵がアメリカから輸入したことから「男爵いも」名が付きました。



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