「こんにちは」「暫くぶりです」「お元気ですか」少し時を隔てて人に会う際、どんな言葉を掛けるとより気持ちが相手に伝わりますか。日々の挨拶が大切だと説く人は多いと思いますが、不定期に会う人とのつながりにその人への思いが良く伝わる一言があります。
~お変わりありませんか~
半年に一度通う歯科医の先生がかけてくれる言葉です。
健康な体には自身に治癒能力があり、栄養、睡眠、適度な運動などでその能力は維持できる。でも口内環境による歯垢の蓄積は自身で除去するには限界があり、それによって歯肉や歯周病は進行してしまうので、定期的に歯科医の検診を受けることは健康的な社会生活を送るのには必須のことだと指導されてきました。痛みが出てからでは遅い。いつも先生はそうおっしゃいます。かかりつけの歯科医の先生は診察や治療の際はどちらかというと厳しめの言葉を掛けてくれます。だからより信頼できる。普段から甘い自分自身の生活態度を戒めてくれるようです。
その後変わりないですか。その挨拶の向こう側には、「あなたの健康はあなた自身で管理するのですよ。
でも歯の健康については私たちが責任をもってサポートします」そう言ってくれているような気がします。
こうしたかかりつけ医の先生が身近に開業されていることを幸せに思います。