ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

「餃子の王将 玉川店」の、イカ天定食は健在だった。

2020-05-11 20:00:00 | うまいもん
その昔、大阪環状線・野田駅前の店にはよく行った。
駅近くの「らーめん旭屋」は、四半世紀以上私が「大阪一!」と信じて疑わないウマさである。

しかし、この10年ほどは野田駅そのものがご無沙汰だ。
理由は、快速を優先するJR西日本・アーバンネットワークのクズっぷりである。
以前は、大和路快速・関空快速は福島には止まらなかった。
USJ方面・桜島行きもそれほど本数はなかった。
その代わり、環状線各停は10分おきに走っていた。
それが、いつだったかのダイヤ改正で全ての快速が福島に停まるようになったと同時に、デイタイムの各停が15分おきになってしまったのである。
前後の福島も西九条も快速が停まるのに、野田の立場は…?

そんなこんなで、野田へも足が遠退いていたが久しぶりに野田でランチとなった。
足が向いたのは、こちら。


「餃子の王将 玉川店」である。
JRの野田駅、大阪メトロ千日前線の玉川駅である。
余談だが、大阪は昔から国鉄と私鉄の仲が悪く、同じ駅なのに名前が違う。
大阪と梅田、天王寺と阿倍野橋、新今宮と動物園前、天満と扇町。
そんな野田だが、中央卸売市場の最寄りだけに口の肥えた人が多いせいか、飲食店のレベルはヒジョーに高い。

この玉川店で私が密かに推していたセットは、コレ。


「いか天セット」である。
具なしラーメン、小ライスに小さないか天で、私がよく通っていた10年ちょっと前は確か504円ぐらいだった(笑)。
あれから時が過ぎ、さすがに600円にはなっていたがそのセット自体は健在で、嬉しくなった。

まず、具なしラーメンと小ライスが着丼。


具なしと言えど、もやしと刻みネギぐらいはある。
あっさりした、これ以上なオーソドックスな醤油ラーメンだ。
もちろん、この時点で小ライスには手をつけない。

少し遅れて、いか天が着丼。

どうという事のない、普通のいか天。
ただ、さすが王将。揚げたてのサックサクなのだ。
いか天は決してごはんが進むおかずではないが、ごはんを進ませるのは少しのキムチに任せて、いか天は単なる油分補給(笑)。

正直、並の男性なら満腹にはならない。
10年前ならごはんをもっと大きくするか、いっそ炒飯にするか、別で餃子でも頼むかしないと満足しない。
しかしあれから時が過ぎ、今ちょうどコレくらいがいい感じのボリウムなのだ。

餃子の王将は、店舗ごとの裁量によるところが大きく定食も各店が競うようにオリジナルメニュウを出している。
しかし、なぜこの玉川店はいか天でセットにしようと思ったのか? 
なぜ、コレがコロッケや来来亭のような魚フライなどではなく、いか天なのか?
なぜ、ラーメンは焼豚とメンマを省いたのか?
なぜ、ライスは中ではなく小なのか?
疑問だらけのセットだが、52歳の私にはちょうどいいのである(笑)…