
7〜14位の8校が3分以内にひしめく、壮絶なシード権争いのなかスタート。
【6区】
2分37秒差で飛び出した青学大・髙橋を帝京・駒澤が猛追。駒澤・佃が51秒差を詰め2位浮上。さらに順大・牧瀬が区間賞の走り、16kmすぎで駒澤・帝京を抜き去り一旦2位浮上も、湯元からの平地で佃が差し返す。
青学は2位との差を3分18秒に広げる。
シード権争いに賭ける早大・柳本は11→14位の凡走。区間19位…
【7位】
3位の順大・西澤が駒澤・白鳥を猛追、10kmすぎで交わし2位になるも、19kmで白鳥が差し返す。
法政・中園と東洋・梅崎の15kmにも及ぶ熾烈な10位争いのデッドヒートは、梅崎が競り落とす。
トップの青学・岸本は安泰の走りで区間賞、歴代5位の好タイムで2位との差を4分51秒に広げる。
創価大・新家が8→5位の好走、早大・鈴木が14→12位とシード権に夢を繋ぐ。
【8区】
青学・佐藤は後半時折苦しそうな表情を見せるも全く問題なし。
駒澤・鈴木、順大・津田の長い並走、12kmすぎで津田が前に出て2位を確保、青学との差を20秒詰め区間賞。
創価大・吉田、東京国際・村松の4位争いを尻目に中央・中澤が3位浮上の一方、帝京の主将・橋本は7位後退。
10位・國學院と11位・早稲田のシード権の壁は44秒。
【9区】
青学・中村が区間記録を46秒も更新し盤石。順大・野村も2位をキープ。
2kmすぎで創価・中武、東京国際・宗像、中央・湯浅が3位争いの三つ巴になるが、一旦6位に下がった駒澤・山野が11kmで盛り返し4位に。
湯浅が駒澤を意識してか14kmでロングスパート、単独3位に。
國學院のルーキー平林が去年までの区間記録に肉迫する走りで10→5位に進出の一方、創価は後半ブレーキとなり9位後退。
山梨学院・日体大が無念の繰り上げスタート。
【10区】
青学・中倉が区間新の快走で文句なしの総合優勝、大会記録を1分41秒塗り替え復路新記録も樹立。
順大・近藤は10分51秒離されたが2位をキープ。
駒澤・青柿がひたひたと中大・井上に迫り、17kmでついに3位浮上。
ラスト1kmで法政・川上が東海・吉富を抜き、ギリギリのところでシード権を獲得。
【総合成績】
優勝 青山学院大
2位 順天堂大
3位 駒澤大
4位 東洋大
5位 東京国際大
6位 中央大
7位 創価大
8位 國學院大
9位 帝京大
10位 法政大
11位 東海大
12位 神奈川大
13位 早稲田大
14位 明治大
15位 国士舘大
16位 中央学院大
17位 日本体育大
18位 山梨学院大
19位 駿河台大
20位 専修大