ワケあって、東下り。
ラーメン好きの友が私を待ち構えており、連れてきてくれたのがこちら。
「ふぐだし潮 八代目けいすけ」。
銀座4丁目、東急プラザのB2にある。
そもそも銀座4丁目に来る事などないうえに、東急プラザという建物がある事も知らぬ私は完全なお上りさんモード。
良いように考えれば、8年前の砂を噛む東京単身赴任時代は完全に過去のものとなり、今は全く新しい自分になれたのを実感出来る。
さてここのウリは、フグの出汁のラーメン。
うっ、いいお値段…
うっ、いいお値段…
ザーギンだからこうなるのか、いやいや原価が張るからこうなのか…
連れて来てもらったからには、四の五の言わず入るしかない。
卓上トッピング。
一味に柚子七味…
一味に柚子七味…
気後れのあまり目が滑り、何をどう使えばよいかわからない(笑)。
「ふぐだし潮らーめん 美味玉たまり漬け付き」1350円、着丼。
さすがに、いい顔をしている。
さすがに、いい顔をしている。
(余談;ラーメンには、全て『顔』がある)
載っているのは味玉以外にフグ切身、メンマ、麩、大葉など和テイスト。
箸を上げてみる。
すすると、思わず「おぉっ」と、声が出る。
コレが、フグの出汁か…
フグは「てっさ」や湯引きは弾力とポン酢、鍋や唐揚げでは身や骨から出る出汁を味わえるが、そのウマさがそのままラーメンにズドン!と来た感じだ。
てっちり鍋のシメに食べる雑炊とも、また違う味わい。あちらは上からさらにポン酢を足したりするのでそちらの味になってしまうが、とことんまで塩でいくとこれほど滋味深い味わいになるのか…
麺もよく見ると全粒粉が入っているかのような粒を見受ける。何が入っているのか…
佳きところで、スダチとわさびで味変。
味変しなくてもこのままで充分なのだが、入れるとそれはそれで味が締まる。
味変しなくてもこのままで充分なのだが、入れるとそれはそれで味が締まる。
当然のように、替え玉150円。
こちらは最初の麺よりはずっと固茹でで、歯ごたえがしっかりと味わえる。
こちらは最初の麺よりはずっと固茹でで、歯ごたえがしっかりと味わえる。
銀座という非日常空間の中、いつもの「梅林」のトンカツではなくたまにはこんな思い出メニュウも悪くない…