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ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

秋の信州ツアーその2;安曇野の清らかな水とグラスアートに再会。

2016-09-25 22:29:54 | 旅行・レジャー
「どんな宿に泊まったのだ?」
とお尋ねの読者もいらっしゃるかと思うが、それはそれで1本のネタとして遠慮なく出し惜しみさせていただくのでご了承を(笑)…

さて一夜明け、向かったのは安曇野。

北アルプスの稜線が美しい、私が最も好きな景色のひとつである。

お目当ての大王わさび農場に行く前に、「プラザ安曇野」に立ち寄り。
ここは安曇野の新鮮な湧き水が無料で汲めるというので、私もタンク持参だ。

その味わいは、清冽そのもの。
水にうるさい息子も喜んでくれるだろうし、しばらくは米炊きや焼酎の水割りが楽しくなる。

そして、大王わさび農場へ。
横を流れる川と水車の、いつもの風景。



今年のGWに息子と二人で来たのだが、まさか年内にもう一度来られるとは思ってもみなかった。
しかも軽井沢同様観光時期のピークは過ぎており、そこそこゆっくり観られる。

反対側には、わさび田が広がる。


水の流れに癒やされた後は、北アルプスに向かってクルマを走らせて「アートヒルズ」へ。

ここはガラス工芸品が、それこそ普段のグラスから何万円もする飾りまで夥しい数の作品が展示販売されている。
撮影禁止なので中味の紹介は出来ないが、とにかくその素晴らしさは是非行って体感していただきたい。

このアートヒルズ、なんと12年ぶりの再訪になる。
子どもらの成長につれ、このようないわゆる目の保養系の観光は子どもらには退屈なので行きにくくなってしまい、我々もしばらく足が遠のいた。
これからは、再びオトナだけでゆっくりと楽しんでいきたいものである…

…えっ、「食ったもんをなぜ書かない」って?
もちろん、ネタとして温存するためだ。
平凡なサラリーマン、そんなに毎日毎日ネタがあるワケでもないので(笑)…

秋の信州ツアーその1;4年ぶりの軽井沢と大河ドラマに沸く上田。

2016-09-24 21:07:21 | 旅行・レジャー
今日と明日は、待ちに待った信州ツアーだ。この1ヶ月あまりは先日の大仕事にかかりきりで、プレッシャーと連日のコンビニおにぎりだけの晩メシにも耐えた(笑)。
旅行に子どもらがついて来なくなったので、最近は近場の海外が増えたがクルマで信州と言うのは本当に久しぶりだ。

一日を有効に使うため、朝3時前に家を出る。
夜明けの駒ヶ岳SA。

まずは信州入りしたら、挨拶代わりに温泉へ。
下諏訪温泉の、「遊泉ハウス児湯」へ。

旧いが、いかにも地元の人達に愛されてきたといういい温泉だ。


4年ぶりの軽井沢アウトレット。

気温15℃。寒いくらいだが、湯上がりなのでちょうどいい感じだ(笑)。
ひと通り冷やかしたのだが、別に洋服は間に合っているのでコレといった買い物もなかった。
いや、単に冷やかしたかったのである。

旧軽井沢へ、サイドチェンジ。

旧三笠ホテルにも、入ってみる。

出来て今年で111年になるが、これだけ洋風の造りにもかかわらず全て和製なのがスゴい。
部屋も調度品も、イカしている。


昼過ぎには、大河ドラマ「真田丸」に沸く上田市へ。
向かったのは、もちろん大河ドラマ記念館。

中は撮影禁止だが、唯一撮ってよかったのがこの赤備え。

せっかくなので、上田城跡と真田神社も。


さて、明日は安曇野へ出るか…

手書きの折込チラシが、意図する事は…?

2016-09-23 20:23:10 | 思うこと
今朝、何気なく新聞を手にするとこんな折込チラシが。

なんと、手書きである。
しかも不動産のチラシで、あのセンチュリー21。大手ではないか。
こんな大手が、手書きでチラシを入れてくるとは正直理解し難い。

このチラシを手にした多くの人は、
「字が汚い」
「イタズラみたいで怖い」
「ここの会社は、社員にワープロすら使わせないのか?」
など、ほぼ良いイメージは持たないだろう。
実際に詐欺か何かかもしれないが、電話すればすぐバレるようなマヌケな詐欺もなかろう。

しかし、この手書きチラシの狙いはそこかもしれない。
綺麗な写真と活字ばかりのチラシなら、読むどころか手にしなかったかもしれないのだがコレは一字一句読んでしまった。
イタズラか詐欺か確かめるために、思わず電話してみたくなった。

それだけで、この広告の作戦勝ちなのである。
広告とは、公序良俗に反しない範囲で人の心に刺さるモノを作らねばならない。
残念ながら、この広告は刺さってしまった。
悔しいが、この広告の勝ちだ。

…ま、炎上商法スレスレだが(笑)…

スタレビ、12年ぶりの大阪城野音。

2016-09-22 19:20:07 | No Music,No Life.

今日は我が愛してやまないバンド、スターダスト・レビューが森ノ宮の大阪城音楽堂で12年ぶりとなるライブを行った。
通常のツアーとは別に、夏に全国各地で演る野外ライブをスタレビは「楽園音楽祭」と銘打っており、今日もその一環である。

12年前の事は、よく覚えている。
私の親友がスタレビつながりで奥様をゲットし、私はその披露宴の司会をさせていただいた。
その直後、ご夫妻と私とでスタレビの大阪城野音を観たのが昨日の事のようだが、そのご夫妻も今や3人の子宝に恵まれ幸せに暮らしている。

本当はそんな思いにふけりながら今日も楽しみたいのだが、とにかくエラい雨である。
私もゴルフのレインウェアを着てしのいだが、特に始まって最初の30分はキツかった。
もっとも、野外ライブにおいて雨を嫌がってはいけない。ライブにおいて大切なのは空間の共有であり、この苦しい状況の中でミュージシャンと客がどうあったかがライブなのだ。当然そこには楽器の音が出ない、曲目が変わるなどの変化やハプニングもあるし、何より一体感が生まれる。
それでも雨がイヤな人は、野外ライブには行かれない方がよい。

さて話を戻してスタレビ。
今年の楽園音楽祭は、関西出身の3人によるホーンセクション「んなアホなホーンズ」がサポートしている。そのためCDではホーンセクションを使いながらライブではシンセブラスだけだった曲なども、圧倒的音圧と躍動感で再現してくれるのだ。
もうツアーも終盤なのでネタバレもいいだろうが、冒頭の「月光列車」「シンコペーションラブ」、それに後半の盛り上げにかけての「噂のアーパーストリート」「HELP ME」などは圧巻であった。特に「アーパー」はレコードではホーンがないので新たに足された格好だが、コレがもう涙ちょちょ切れるのである。

今回のセットリストのもう一つの特色は、35周年記念として発売したベスト盤「スタ☆レビ」にも再録されたシングルのカップリング集、いわゆる「王様の一日」の完全な再現だ。
「楽園音楽祭」は、レギュラーのツアーと違い選曲を完全にコアなファン向けにして定番を極力控えているのだが、こんな「王様の一日」の再現もこのツアーだから可能だったのだろう。
要氏以外のメンバーが完全プロデュース&ボーカルを担当してカップリング曲を作った企画なのだが、大変申し訳ない。私もほとんど聴いていないのでリアクションのしようがなかった(笑)。正直なところ、客の拍手も薄かったような気がする。

さすがにアンコールは「木蘭の涙」「今夜だけきっと」などの定番曲を挿れてきたが、開演1時間ほどで完全に上がった雨がなんと「木蘭」の間だけ降り出したのだ。
まさに、空が涙している。出来過ぎの演出だ…
オーラスは「めぐり逢えてよかった」だったのだが、ホッとしたのかマジなのか要氏が途中で完全に歌詞を忘れしてしまい、曲が止まってしまった。
アタマからの歌い直しとなったのだが、ここで要氏が
「それでは最後に、聴いて下さい。今日のために一生懸命歌詞を覚えてきました!」
とアドリブ(笑)。今日一番の笑いどころであった。

今日初めてスタレビを観に来た人にとっては、今日のセットリストはかなり厳しかっただろう。
しかしそんなご新規様に我々が感じてほしいのは、彼らがモットーとする「高い音楽性と低い腰」である。
我々長年のファンにとっても、今日はメンバーの誠実さが心に沁みた。
ご新規様にとっては、どうだっただろうか…?