吉野桜がほぼ満開に近くなりました。
大久保農園も一番きれいな時です。
雨が降っていましたが、それも良し。
ムスカリも一面に咲く。
球根は毎年増えていくから手間いらず。
駒込警察の方が春ダイコンを植えたいとのことで、急遽畝作り、堆肥、肥料、種植えを一気に作業。
本来野菜作りは最低1か月前から土作りをしなければいけません。
ここはサツマイモを植えようと準備していたのですが訳あって中止。
大久保農園は土作りに関しては良く出来ており、素人農業としてはかなりレベルは高いと思います。
でも、20数年続いた大久保農園も8月で閉園となります。
借りている畑が1.5ヘクタールくらいあるので農作物生産は出来るのですが、拠点がなくなると水道電気、トイレ、小屋が使えません。
今、大いに悩んでいるところですが、続けるには多大な資金と後継者が必要。
様々な方の記念樹が植えられ、果樹も風景もなくなる事が寂しい。
農作物の生産より、人の出会いや繋がりのフィールドが消えるのが残念。
さて、どうしたもんだろうか。暫く悩みそうです。
養老孟司さんは言う
「都会が頭だとしたら、田舎は身体である。頭は身体のことを完全に理解しない。自分がいつか死ぬか、それすらわからない。頭は身体次第である。頭は自分が一番偉いと思っている。田舎=身体がなければ、都会=頭は成り立たない」
田舎、自然の営みを身体で感じていないと人間じゃないのです。