報告が大分遅れました。
書けなかった訳がありまして、後半をご覧下さい。
毎年この時期に第三地区青少年育成委員会が小学生を連れてダイコンの種植えをしています。
総勢40数名。
前回9月2日にはいけぶくろ自然クラブが参加して半分近く植えたので、今日は残りの畝に全部植えました。
大人たちがペットボトルで印を付け、そこに種を2粒ずつ植えます。
以前は教科書通りに3粒以上植えていたのですが、発芽率も良く、今は2粒で充分ということになっています。
何粒も植えるのは生存競争させて、より丈夫なものを残すという意味があるようですが、何粒も植えると間引きが大変になります。
高学年が多いので、みんな上手に植えてくれました。
小さい子だとドサッと種を蒔いて(こぼしてしまう?)もっこり生えてくることが良くあります。
種はゴマ粒くらいの小さなものですから、緻密に植えるのは意外と大変なのかもしれません。
写真の「紅くるり」は人気あります。皮も中身もきれいな赤色になります。
青首系で栽培しやすい「秋の彩り」、「秋祭り」の他、美味しいのに栽培がむずかしい「打木源助大根」や辛味ダイコン等20種類くらい植えました。
大勢で作業したので1時間ほどで終了。お疲れ様でした。
今日はルミネスタッフ4名も参加。
植えた後は、これも恒例になった流しそうめんです。
竹林から切ったばかりの大きな竹を半分に割り、節を削る作業。
これって子どもたちにはかなり面白いらしい。
でも、食べる方がもっといい。
家庭でできる流しそうめん機が出たくらい、人気があります。
ここの流しそうめんは流れる具が多い。
チーズ、うずらの卵、トマト、アーモンドチョコ、マシュマロ、ゼリー、果物、マンゴプリン、杏仁豆腐等々、お汁に入ってもなかなか美味?
育成さん準備が大変ですね。
今日はいつもより帰りが早く、思う存分遊べなかったと思いますが、帰り際にどろんこ遊びをしていました。
これからバスに乗るのに・・・靴がどろんこですよ。
参加者約50名
さて、今回はどうしても報告しなければならないことがあります。
ヘビがいました。
マムシです。
写真は頭を叩かれた後です。
実はこの時このヘビがマムシだと分っていませんでした。
後で調べてマムシと分りました。
Fさんが手を噛まれました。
写真も撮って、救急病院に行ったのですが、マムシではないとの判断で私たちも安心していました。
勿論、破傷風、抗生物質、痛み止め等の処置はしましたが、血清を打つことはしていません。
翌日総合病院に緊急入院。手、腕が腫れて痛みもかなりあったようです。
最悪の事態は避けられましたが、1週間の入院。
現在は仕事もできるようになりました。
この間どれほど心配したことか。
反省点が多々あります。この経験を生かして知識の共有が必要なのでいくつか書いておきます。
・マムシに関しての知識がなかったこと。
初期対応がお粗末過ぎた。
家に帰った後、傷口とヘビの写真を調べて、ほぼマムシではないかと確信したが、遅かった。
・医者の言うことを疑わなかった。
本人も、kさんもネットで調べて、マムシじゃないかと疑問があったにもかかわらず、そのときは比較的本人が元気だったため、深刻に考えなかった。処置した後痛みが取れないことにおかしいとは思いつつ、対応が遅れた。
●対応の仕方
ヘビに噛まれたら必ず救急車を呼ぶ。
自己判断で対応してはいけない。
傷口からすぐに毒を吸い取るのも有効。
口で吸い出すと、口に傷があると毒が回る可能性があるのでNGとのことだが、緊急時は有効。
勿論すぐはき出して、口も傷口も洗う。傷口は毒を押し出しながら洗う。
毒が回らないように傷と心臓の間を縛る。今回は腕辺りを縛れば良かった。
でも強く縛ってはいけないようだ。
ポイズンムーバーといわれる注射器のような吸い出し器で吸い出すのがベスト。
実はハチ用のポイズンムーバーがあったのに使用しなかった。
マムシは比較的臆病で夜行性。
攻撃しないと噛まないとのことですが、知らずに触ってしまうこともあります。
1.5メートル以内に近寄ってはいけません。
●日本には毒蛇はマムシ、ハブ、ヤマカガシの3種で本土にはマムシとヤマカガシだけ。
マムシの毒が一番強い。
本土のヘビは8種類しかいない。
●大久保農園ではヘビの忌避剤を撒きました。
草刈りはまめにしなければいけません。
石垣の隙間に生息していることが多いという。ブロックの穴が気になります。
竹藪にいることが結構あるとのこと。大久保農園の竹林も注意が必要。
私はオオスズメハチに腕を刺されたことがあります。
オオスズメハチは土に中に巣を作ります。その上を草払機で草刈りをしてしまったので刺されるのは当然です。その時は石が跳ねて腕に当ったと思いました。
草払い機を放り投げて一目散に逃げました。
無意識に刺されたところから口で毒を思い切り吸い出し、水道でずっと洗い続けました。
その時オオスズメハチの知識が無く、刺された後も仕事を続けましたが、腕全体がパンパンに腫れ上がりました。体は怠くてやる気無しになりましたが医者にも行かず。
全くの知識不足でした。
子どもの時に何度もハチに刺されていますが、アシナガハチくらいだったと思います。オオスズメハチは別格です。2度目はアナフィラキシーショックで死ぬ危険性があるとのこと。
後日ハチ駆除専門業者に退治してもらいましたが、巣の大きさとハチの数を見て恐怖を覚えました。
業者がバケツに入れた薬剤を10数杯以上入れて、防護服を着ていても逃げ回っていましたから。刺されたのが一匹で、知識も無いのに偶然初期対応が良かったようで、ラッキーとしかいえません。