昨日は台風8号。
東京はかなり雨が降ったが、熊谷野原はそれ程ではなかったようだ。
今日はNAMIKさんと二人だけ。
二人で手分けしてハンマーナイフで雑草刈り。
このハンマーナイフは実に効率よく雑草を刈ってくれる。
平らな場所なら自走させて大丈夫。
曲がってしまいますが、このくらいの草丈なら写真を撮るくらいの時間は自動刈り。
NAMIKさんはナス、ニンジン、トウガラシ等の畑の雑草始末。
私はトラクターで耕耘。それに2畝だけですがサツマイモツル返しと雑草刈り。
9月にダイコンを例年の1/4くらいは植えようと考えています。
そうすると、今から土作りが必須。
今日植える予定の畑を2回耕耘して、来週は石灰、堆肥等を入れる予定です。
でも来週は私一人になりそうです。
28日は大久保農園お別れバーベキューパーティ開催になるとのこと。
8月で大久保農園閉鎖予定の区切り行事となる。
黄昏時の自然は美しい。
ヒグラシが鳴き、ツバメが舞、暑かった日が陰り、虹まで浮かぶ。
20時まで作業。
帰りの車の中、TBSラジオで「朗読・絵本でよむ戦争」という番組に聞き入ってしまった。
その中で「せかいいちうつくしいぼくの村」を赤江珠緒さんが朗読していた。
自分の村で採れたサクランボやスモモをお父さんと町で売り、そのお金で子羊を買って帰るのだが、戦争でその村がなしまったしまったというお話。
木の実は美味しく黙々と実を付ける。戦争は・・・
有名な「かわいそうなぞう」のお話も男性アナンサーが朗読した。
何度聞いても何とも切ない話だ。
放送が終わる頃、地平線から大きなオレンジ月が上がってきた。
自然は淡々と営みを続けるが、戦争はいのちも自然も亡ぼし、憎悪と悲しみの種を蒔き散らす。蒔く種を変えれば、芽生えるものも変わってくる。
大久保農園はなくなる?
●本拠地(小屋のある場所)はなくなりますが、借りている畑1.2ヘクタールはそのまま継続になりますので、畑自体は継続する予定です。
ただし、水道、電気、トイレ、機械等を移動または借りるのに時間と費用が掛るので、暫く不便になります。
●アイポイントシステムは終了します。
ボランティアにアイポイント券を差上げて野菜と交換したり、各種団体の子どもたちの農業体験は出来なくなります。
●大久保農園参加は今まで通り自由です。
大量生産はしません。そのため販売もしません。
私自身の体力が重労働はあと3年しか出来ないと思われます。
作業に追われる農園からゆとりある楽しみながらの農園にします。
良い野菜を作ります。
●25年掛ってほぼ一箇所に畑が集約され、補助金と販売で経費が賄えるようになりました(人件費はなしです)。
半分くらいの農作物をボランティアに差上げ、しかも収支が合うようになったアイポイントシステムは貴重です。
もし60歳代まで(勿論若い方でも)の方で週末ファーマーをしたい方(グループでも可)、アイポイントシステムに興味を持てる方がいらっしゃいましたらお声かけください。
●「自然はね 地球をささえるいのちだよ」
はグリーンとしまプロジェクトの標語です。
私は日曜日の夜が一番ご機嫌が良くなります。
それはいくら肉体が疲れても土がストレスを吸い取ってくれるし、自然がエネルギーを満たしてくれるからです。
参加者2名