豊島区の小中学校31校に1万本の植樹を終え、その締めくくりとして「緑と環境の区民フォーラム」が5月30・31日、帝京平成大学で開催されました。
今回一連のイベントは(グリーンとしまを再生するキックオフイベント)は81歳の宮脇昭氏の「いのちの森を作る」という猛烈な情熱と、高野区長の強いリーダーシップの賜と言って過言ではありません。
それと1万本の植樹をした小中学生の実際に植樹をして、肌で感じた清々しさ、嬉しさ、環境に対して希望を見い出せたことが、すべての結果だったと思いました。
状況を上手くお伝え出来ないのが歯がゆいのですが、参加者がみんな晴れやかな気持ちになれたのではと思います。
木がたくさん植わっている学校に、まだ植えようと、しかも普通の常識に合わない密植・混植をするのですから、最初は現場から反対意見が出るのが当然でした。
それを乗り越えたのが、生徒児童の笑顔でしょう。
私の経験からも植物は「植えれば何とかなる」です。やれば結果が出る。行動しながら調整していけばいいこと。何もしないで出来ない理屈を並べることがいかにつまらないことかを知らしめてくれたように思います。
(各学校の生徒が標語をパネルに張りました。)
(植樹という経験は初めてという生徒が多い。大きくなるのが楽しみのようです。)
今日、宮脇氏の講演を聞き逃した方は、本当に損したのではないでしょうか。
それに植樹を実際にした子どもたちの感想から、大人は何をしなければいけないか、何を残さなければいけないのか、胸に応えました。
豊島区には8万本木が植わっているそうです(太さ10センチ以上の木)。そこに今回1万本が足され9万本、毎年1万本、10年で10万本植えると高野区長は言っています。
小学生の感想文で豊島区民一人1本植えれば26万本の植樹が出来ますと発表していました。やりましょうか。