市さんの自然との対話日誌

里山師、釣師を自称のオヤジが遠州の山間地に3千坪の山林を購入、自給自足を目指し田舎暮らし開始。魚釣、生き者達との対話

岩手県、閉伊川&猿ヶ石川へ渓流釣り

2010-08-17 21:05:25 | 魚釣り
 8月10日の夜に千葉にいる息子を拾ってほぼ毎年行っている岩手県へ釣行。常磐道三郷から高速に入り、途中まったく渋滞無く岩手まで順調に着けた。ただ、いわきの手前のSAでガス補給のつもりが、深夜の為、営業しておらず、腹が立ったものの、一般道へ出てすぐに、営業しているスタンドが有り、あまり時間ロスも無く再び常磐道に入る。夜も明け前沢SAで、ガス補給、および”ほろほろ漬け”を買い、更に北上。盛岡南インターを降りて区界峠を越え閉伊川源流に着いたのは11日朝7時頃、橋のたもとから入渓し、さっそくミミズを餌に釣り上るも、程なく渡渉困難となり、道へあがり、車で更に上流へ移動、以前の実績ポイントを探るが、型は7寸程度の小型イワナばかり、場所を移動し、幅1m程の支流に入ると、型は若干良くなるが大物には出会えず、本日は早々に宿泊地の早池峰山から流れる薬師川沿いにあるタイマグラキャンプ場に行った。夕飯は定番の、岩魚の塩焼きとバーベキュー。
 次の日は閉伊川の支流に入る。林道を日常的にクマが横切るそうなので、歌を歌いながら釣り上り、7~8寸のイワナをヤマメ混じりで10数匹ゲット。雨が激しくなってきたので、断念。タイマグラへ戻ると薬師川は増水し、濁流となっていた。今朝キャンプ場のすぐ下流でフライをやっていた人が、170センチの大きなクマを見たといっていた。自分も一昨年、近くの林道でクマを目撃したことがあるが、幸いにクマに襲われた話は聞いたことは無い。更に夜も激しく雨が降っていたが、疲れのお陰で、テントに入るとすぐに熟睡。夜2時半ごろトイレに起きると、空は嘘のように星空。そういえば13日の夜は流れ星が見えるというのを思い出し、一日早いが椅子を出し、しばし空を見上げていたら、見事な光の線が夜空を横切った。結局10分ほどで、5個ほどの流星を見ることが出来た。
 釣行3日目は荒川高原を越えて、猿ヶ石川上流へ。荒川高原からの景色は絶景で、狭い日本にもこんなに広い人の手の入っていない地が有るのかといつも感じるほどです。今年残念だったのは遠くの広々した山々の峰にいくつもの風車が並んでいたことです。ダムもそうですが、風車も自然破壊していないか? 猿ヶ石川上流では良い型のヤマメ、イワナがポイントごとにヒット。深瀬で強烈な引き。吉村渓流の返しの無いハリなのであまりあそばせると、外れるチャンスが増えるので、無理やり岸に抜き挙げると、32センチの 自己最大のヤマメ。上流でも中型のイワナがそこそこ楽しめた。今日の泊まりは、いつも利用させていただいている遠野の旅館平澤屋。いつもの如く、酒好きにはたまらないこだわりの料理の数々。満足でした。
 4日目は再び猿ヶ石川へ。以前堰堤のたまりで大物を逃がしたことがある場所へ。錘を大きなものに替えじっと当たりを待つ。40センチはあろうかのイワナが時折滝を登らんと試みるが1mほどで再び滝つぼに打ち返される。堰堤の高さが4mほどあるのを知っていれば、無駄な滝登りはしないだろうにとか思いながら、じっと糸を垂らす。なかなか餌を食ってくれない。結局粘ったが、釣れたのは小型のイワナとヤマメのみ。残念。写真は堰堤側から下流に向かっての一枚です。
川で冷やしたインスタント冷やしラーメンで腹を満たした後、昨日入渓した場所の下流に入る。雨は本降り状態。良型のイワナ、ヤマメが4匹ほど連れたが、雨が激しくなり、濁りも赤にごりとなり、はっきり増水してきたので、危険を感じ、竿を納めた。全体的には今回もまずまず満足な岩手釣行でした。
コメント
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