ニホンカモシカが以前は、上の建物近くにやってきて、驚いたことが何度もありましたが、最近は人のにおいに警戒してか、あまり見なくなりました。でも、下の軟らかい土には、しばしばこのような足跡が、たくさん見られます。2つの蹄の痕がくっきりと認められます。
去年美味しそうな紫色の果実が成った時、食べてみようと指で実を摘まんだ瞬間、手のひらいっぱいに、紫色の液体が広がり、気味悪くて結局味わうことなく、山菜図鑑で調べたら、ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)という名で、根、葉、果実に有毒、食べると嘔吐、下痢、麻痺が起きると書いてありました。くわばらくわばら。以来、むやみに草、果実を口にするのは慎重になっています。考えてみたら、こんなに美味しそうな果実を、鳥、獣が黙っているはずが無いのです。獣は賢い。色々な草を観察すると、虫喰いが有る葉っぱと、そうでないのが判別できます。食用に出来るか否かの目安では? 因みにクサギの葉は、虫食いが激しい。虫も賢い。でも、何故、生き物は有毒かどうかが判別できるのでしょうか?