市さんの自然との対話日誌

里山師、釣師を自称のオヤジが遠州の山間地に3千坪の山林を購入、自給自足を目指し田舎暮らし開始。魚釣、生き者達との対話

ワンちゃんのその後

2011-03-19 11:45:38 | 生きもの
 2月初めの頃、林道春埜山線を山歩きしていた時、法面の工事現場からワンちゃんがズーッと付いてきた事をこのブログに載せた。
 

 その後どうしているか心配していた。
 先週春埜山線と繋がっている林道沿いの山をウォーキングしていたところ、犬の散歩をしているご夫婦を見つけた。その犬は先日の犬と同種類で、よく似ていたがまだらの茶色いところが少なく、丸々太っていた。聞くと家に迷い込んだとの事。工事の人がよく犬を捨てていくとの事で、家には3匹の捨て犬を飼っているとの事。その中に先日の腹を空かした犬が含まれていればよいが。

 3月16日再び春埜山線をウォーキングした。法面の工事は既に終わっていて、ひっそりとしていた。
 

 もちろんワンちゃんが居るはずもく、代わりに道端にニホンカモシカが居た。本日2匹目。
 

 近づくと急斜面の法面をいとも簡単に登っていった。人間との距離が安全だと思われる位置に着くと立ち止まりこちらの様子を窺がっていた。
 

 人間が危害を加えそうでないことを感じたのか、その後ゆっくり振り返りもせず消えていった。
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タラの芽が少しだけ顔を出し始めた

2011-03-19 07:15:29 | 山菜
 先週の金曜日の午後、川根の山から掛川の自宅へ帰る車の中で、ラジオの国会中継を聞いていたところ2時45分過ぎ緊急地震速報が流れた。それからまもなく震度7が伝えられ、大津波警報が発令された。3時ごろに各地沿岸に大津波が来ると。
 3時ごろになって、いくつかの役場だと思うが連絡が繋がり、潮位の変化が20センチほど見られるなどが伝えられた。ラジオからは海岸沿いの人は避難するように繰り返し流れた。それから15分くらい経ってから、大きな津波の情報がいくつも流れた。この時には、これほどの大災害になるとは全く思わなかった。手加減の無い自然の脅威を改めて知った。

 被災者に心からお見舞い申し上げます。

 標高600mの川根の山は今週氷点下の日が続き朝晩は-3~-5℃で、また北西の風が強く、厳しい日が続いた。16日は午後から雪となった。夜になると室内でも氷点下になった。被災地ではもっともっと厳しい環境におかれて恐怖と不安で過ごしているのだろう。石油ストーブを付けながら、なにか申し訳ない気持ちになった。

 この寒さの中でもタラノキの新芽が少しだけ現れてきた。
 

 タラの芽が食べ頃になるのは不思議と桜の開花時期と一致する。3~4週間ぐらい後になるだろうか。今年は採りたてをてんぷらで食べたい。一人じゃ寂しいので、誰か来てくれるとうれしいが。
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