市さんの自然との対話日誌

里山師、釣師を自称のオヤジが遠州の山間地に3千坪の山林を購入、自給自足を目指し田舎暮らし開始。魚釣、生き者達との対話

イトヒキアジ

2013-08-14 15:48:25 | 魚釣り
 御前崎で釣りをしていたときのこと。水面近くをクラゲらしい2匹が行ったり来たり、目障りだなあと思い、写真を撮って後で驚いた。れっきとした魚の姿をしているではないか。体調は10センチに満たない。ところが背びれとはらびれにながーい糸のようなものを付けている。
 調べたらイトヒキアジという魚らしい。
 

 まるで羽衣をまとっているようだ。自分的にはハゴロモウオと名付けたい。


 同じ場所でクラゲもゆらりゆらり。
 

 まるで水族館で見ているようだった。
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クサギの花

2013-08-14 06:25:49 | 野草
 クサギ生いし この山 こばな連ね 香らん

 ホヲキノタ山はクサギの花が満開 一帯はいい香りに包まれている。
 
 

 竜馬ヶ岳をバックに。
 

 クサギは1年を通して話題が多い木だ。

 5月に新芽が出る頃、クサギドロボーが出没する。若葉は山菜として、人によっては価値があるらしい。
 新芽は風邪薬のような匂いを放つ。これがクサギ(臭木)の名の由来だ。言うほどいやな匂いではない。

 花の少ない夏場、一斉に開花、今度はいい香りを漂わせ、クロアゲハなどの蝶や、野鳥が群がる。

 そして秋になると、草木染の材料になるという、きれいな黒紫色の果実が実る。

 どんどん増えるので、冬にキイチゴと共に雑木刈りの対象木だ。刈ったクサギの枝は支柱の材料に出来る。実は刈り取らなくても、多くは自然に倒れてしまう。根元近くの幹にはクサギ虫が穴を空けて棲み、木を倒してしまう。

 ヤマノイモにとってクサギは貴重なよりどころでもある。クサギの木が無ければヤマノイモは育たない。

 このように有用なクサギの木は食糧事情の悪い昔には、一家に1本植えられていたそうな。
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