何年か前に大井川の土手に咲いていたヒガンバナの球根を5株ほど掘り起こし、ホヲキノタ山に植えたものが、今年も花を咲かせている。下界でも山でもあちこちで咲いている。最近白い花を時々見かける。人間不思議なもので、赤い花の方がよっぽどきれいなのに、希少な白があるとそれが欲しくなる。
でも浅はかな独占欲は止めよう。街でシロバナを見かければいいじゃないか。
個性的な花姿は曼珠沙華という別名の方が相応しい。山でも田んぼでも街でもよく見かけるが、人の気配のないところにはなぜか自生しない。そういう繁殖の仕方が定められているのだろう。奥深い。