第一章(8)
摩訶般若波羅蜜多心経
最初の「摩訶」(まか)は当て字だ。
サンスクリット語の「マハー」をそのまま漢字にした。
意味は「偉大な・とってもエライ・超スゲェ~」だ。
マハトマ・ガンディーという偉人がいた。
戦争無しでインドをイギリスから自立させた、じっちゃんだ。
ワシの超尊敬十人衆の一人だ。
「マハ」は偉大な、という尊称。
「トマ」の父(父ちゃんではないぞ)も尊称。
「マハトマ」は尊称に尊称を重ねたのだ。
そのくらい、ガンディ師に人々が尊敬していたのだ。
通称、ガンじぃ(爺)・・・。
ヨガ風体操やヨガもどきをする人は多い。
だが本当のヨガ行をする人は、とっても少ない。
絶滅種のようだ。
だが昔のインドには結構いたようだ。
行者として生き、更に尊敬に値するヨガ行者もいた。
人々に多くの幸せを導いた行者だ。
自己満足の行者じゃないぞ。
ある境地の生き方まで高め、実績を残した行者。
尊称は「リシ」という。
リシの中でも更に偉大なリシもいた。
「マハ」を重ね「マハリシ」という。
モノは重ねりゃ、更にいいのだ。
重ねたトコロから「命」は生まれる。
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